ソフトB東浜9000万円 最多笑2.5倍増

契約更改交渉を終え「祝 最多勝!」のくす玉を掲げポーズをとる東浜
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今季パ最多の16勝を挙げた東浜
今季パ最多の16勝を挙げた東浜
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 来季は開幕投手&200イニング! 今季16勝でパ・リーグ最多勝に輝いた福岡ソフトバンクの東浜巨投手(27)が6日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、2・5倍となる5400万円増の年俸9000万円でサインした。1人で貯金11を荒稼ぎし、楽天岸や西武菊池と投げ合っての白星も評価され、交渉では上積みをゲット。来季の目標には200投球回を掲げ、自身初の開幕投手にも意欲を見せた。

 約1時間の交渉を終えた最多勝右腕は、すっきりした表情で会見場に現れた。今季は先発の柱として日本一に貢献し、2・5倍の大幅増となる9000万円でサイン。「最後は納得できたし、最大限の評価をしてもらった。優勝に対する貢献も言ってもらえた」。上積みも勝ち取った東浜が笑みを浮かべた。

 「僕の思いを伝えた上でくみ取ってもらった」。当初は倍増程度の7000万円台の提示を受けたもようだが、先発陣に故障者が相次ぐ中でもローテを守り抜き、1人で貯金11を稼いだ貢献度の高さを強調。さらに2位西武から4勝、3位楽天から3勝と、上位チームからの白星も多かった。

 菊池や岸ら他球団のエース級に投げ勝ち、リーグ優勝を決めた9月16日の西武戦で16勝目を挙げるなど価値ある白星も目立った。三笠杉彦球団統括本部統括本部長は「単なる成績だけでなく、チームに与える影響も大きかった。最大限の評価をした中で来年もモチベーションを高くやってもらいたい。(金額面で)歩み寄った」と説明した。

 来季はエースとして期待される。「来季は勝ち星よりイニング数にこだわりたい。200イニングを目指して、最低でも180回は投げられる体力をつけたい」。今季の160イニングを大幅に上回り、ホークスでは2006年の斉藤和巳(本紙評論家)以来となる200イニング到達を掲げた。

 開幕投手の有力候補にも名前が挙がる。「開幕は僕だけではなく、他の投手も狙っていると思う」と意欲的。その上で「それ以上にシーズンを通してやり抜くことを考えたい。今年は(回の途中で)降板したことも多かった。中継ぎ陣に頼りすぎた。先発陣は自覚しないと」と力を込めた。

 V旅行先のハワイでは到着翌日からチームと別行動でトレーニングし、来年1月は故郷沖縄で自主トレの予定だ。「日本一連覇を目指せるのは僕たちだけ。そのチームの力になりたいし、中心となっていきたい。怠けることなくレベルアップしていく」。V2に向けて、先頭で走り抜ける覚悟がある。 (金額は推定) (小畑大悟)

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故郷沖縄での主催試合熱望

 東浜が故郷沖縄での主催試合の開催を熱望した。来季は日本ハム主催ゲームで沖縄で2連戦が組まれている。交渉の席で「ホークスがホームとして沖縄で試合をしてほしい」と訴えたという。「九州というひとまとめに入るのに沖縄は孤立感がある。沖縄県民にもできれば生で見てもらいたい。そのためにも(沖縄出身選手の)トップを走っていけるようにしたい」と思いを語った。他にもドームのウエート施設や浴場の改善にも言及した。

=2017/12/07付 西日本スポーツ=

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