ヤフオクD大改造 パ初年間300万人目指し今年着工

収容人員3万8585人のヤフオクドーム=昨年5月14日のタカガールデー
収容人員3万8585人のヤフオクドーム=昨年5月14日のタカガールデー
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ヤフオクドームの外野ビジョン=2013年の改修時
ヤフオクドームの外野ビジョン=2013年の改修時
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 球界の真の盟主へ-。パ・リーグ初の年間観客動員数300万人を目指し、福岡ソフトバンクが2018年から本拠地ヤフオクドームや周辺施設を大改修することが分かった。18年に同ドームに隣接する形で着工する自社ビルに、ドーム内の球団事務所などの施設を移設。空いたスペースで客席増を図り、20年にも収容人員4万人超のスタジアムに生まれ変わる予定だ。19年に改修予定の大型ビジョンは、さらに大型化して“世界一”にするプランも浮上している。

■昨季は252万人

 2018年に開業26年目を迎えるホークスの本拠地が生まれ変わる。パ・リーグ史上初の年間300万人の観客動員を目指し、不可能とみられていた収容人員4万人超への座席増などを計画。18年から数年をかけて、人気面でも「真の盟主」になることを目指す。

 現在は収容人員3万8585人のヤフオクドームは年間92%を超える客席稼働率を誇り、昨季は主催72試合でリーグ最多の252万6792人(本拠地以外の主催試合を含む)を動員。過去にはコカ・コーラシートやホームランテラス席などを新設。さらなる客席増へ新たな策を打ち出した。

 18年に着工予定の自社ビルが客席増の鍵を握る。同ドームに隣接し、6階建て程度で19年夏に完成予定。この新しい自社ビルに、現在は同ドーム内にある球団事務所の一部や諸室、さらに王貞治ベースボールミュージアムなどを移転することを球団は検討している。

 同ドームはこれ以上の増席は不可能とみられていたが、新ビルへの施設移転で生まれるスペースを利用すれば、2000~3000席程度の増席ができるといい、20年にも収容人員が4万人超のスタジアムに生まれ変わることが可能。実現すれば、昨季は年間1位の阪神(303万4626人)や同2位の巨人(295万8890人)に匹敵する観客動員も見えてくる。

■5面構成を1面に

 客席増だけでなく、バックスクリーン上方に設置された大型ビジョンの改修も19年開幕までに行う予定だ。現在は5面構成で、縦最大10メートル、横は計185メートルの画面となっているが、これを縦15メートルに大型化。全体を1面のビジョンにするプランもあり、実現すれば、1面では約1170平方メートルで世界最大のメイダン競馬場(ドバイ)を上回る“世界一ビジョン”になる。

 孫正義オーナーは昨年11月のスポンサーパーティーでこう話した。「事業の世界も同じだと思いますが、戦う以上は勝たねばならない。一生懸命勝とうというところに素晴らしいプレーが出て、感動を呼ぶ」。05年の球界参入から「めざせ世界一!」の球団理念は不変。ON時代の巨人のV9を超える「V10」を目標に掲げるチームを、施設面でも強力に後押しする。

◆単純計算なら…

 約3000席の増席となった場合、収容人員は約4万2000人。昨季のソフトバンクの主催試合は72試合で、全試合をヤフオクドームで開催して満員になったとすれば、年間観客動員数は約302万人。パ・リーグ初の300万人の大台到達、観客動員日本一も夢じゃない? ちなみに主催試合の年間観客動員数は球界参入した2005年からパ・リーグ最多を続けている。

=2018/01/01付 西日本スポーツ=

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