ソフトB松田もう1頂! サード史上最多7度目の35歳でGG賞

自主トレ先のグアムでヨガを取り入れたトレーニングに挑戦する松田
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新スローガン「もう1頂!」ポーズを決める松田。親指を立てるのがマッチ流とか
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 【グアム森 淳】35歳で「もう1頂(いっちょ)!」 福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(34)が13日、報道陣に自主トレを公開。三塁手として単独最多となる7度目のゴールデングラブ賞獲得へ「若返り」をテーマに掲げた。秋山幸二氏の代からグアム自主トレのメニューを継承しつつ、ヨガや敏しょう性向上のトレーニングにも挑戦。世代交代の波にあらがい、パ・リーグのホットコーナーも死守するつもりだ。

 練習後、ホテルのプールサイドで報道陣に囲まれた松田が、しきりに同じ言葉を繰り返した。「自主トレのテーマは若返り」「若返りというテーマを持ちつつ、一生懸命走りました」「若返りという言葉を自分の胸に刻んだ。きついときも、若手の後ろを追いながらでも、しっかり数をこなせた」。何があったのか。

 直後、胸中をぶちまけた。「だってみんな『松田の後継者がいる』って書くからさぁ。そんなこと全然気にしてへんのに。何やそれ!? じゃあ若返らんとアカンやろ。まだ負ける気も、負けることもないと思ってる」。楽天からトレードで西田が加入。キューバ代表内野手の獲得も近い。一連の「ポスト松田」の話題は、もううんざりだった。

 永遠の熱男も5月で35歳。新陳代謝は「チームに大事」と承知ながら「まだまだ奪い取られる気もしない」と言い切る。近日中の自主トレ公開を意識し、独断で1歳上も引きずり出した。「僕と内川さんの壁は高いぞと証明する35歳、36歳のシーズンでありたい」。目前に迫る内川通算2000安打の瞬間も心待ちに「若手の壁になる。(超えるのは)難しいと思いますよ、まだまだ。自信はある」と独演会だ。

 2年連続の日本一を目指す中で、自身目標は4年連続の全試合出場と、6年連続ゴールデングラブ賞だ。三塁手で7度目の受賞なら掛布雅之、岩村明憲の6度を超え単独最多。「去年ナンボや、エラー。10やん。少なかったのに『エラーしすぎ』って言われる。5にしたいね。相当難しいと思うけど、守りに入らず」とまくし立てた。

 「僕は遅咲き」と自認する。「35歳でも上がっていく一方。昔できなかったことが今できてる方」と強調しつつ、守備の課題は意識。「前後左右の判断力。意識的にやらないと衰えてくる」。休んだはずの昨年末もこっそりジムに通い、契約する下山英明トレーナー(36)と打ち合わせ。今自主トレでは秋山、松中の両先輩から伝わる10種の補強運動はそのまま、ヨガで柔軟性を求め、敏しょう性を養うメニューも取り入れた。

 キャッチボール、ティー打撃中に特殊ゴーグルで視覚を強化するトレーニングも行った。ランニング中は今自主トレで新たに加わった矢島優樹トレーナー(29)に伴走を頼み、尻をたたいてもらう。帰国は他選手より2日遅らせて16日とし、酷暑下の登坂など、単独で走り込みを“もう1頂”。「自分でできる最大限のこと、限界をもう1回やってみようかな」と笑った。

■「熱男」やめない

 今季スローガン「もう1頂!」を知った松田は本塁打後パフォーマンスへの活用見送りを即決した。「またみんなで頂点を取りにいく。スローガンとしては最高」と論評。柳田ら後輩とポーズをつくって撮影に応じたものの「ホームラン打った後に、できん! あまり松田宣浩には合ってない。『熱男』継続でいきたい。いいスローガンが使い勝手もいいとは限らない」と本音?を明かした。ただ、ノック中の声掛けには、「良さそうだ」とか。

=2018/01/14付 西日本スポーツ=

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