ソフトB柳田を「侍の軸に」と稲葉監督 視察に応えた130メートル弾

打撃練習で快音を響かせる柳田
打撃練習で快音を響かせる柳田
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ホークスキャンプを訪れた日本代表・稲葉監督(左)と握手する柳田
ホークスキャンプを訪れた日本代表・稲葉監督(左)と握手する柳田
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 3月のオーストラリアとの強化試合(3日・ナゴヤドーム、4日・京セラドーム大阪)で3年ぶりに日本代表に復帰する柳田悠岐外野手(29)が、同代表の稲葉篤紀監督(45)から侍の「軸」に指名された。昨季日本一に輝いたホークスを12球団キャンプのトップで視察に訪れた侍指揮官とガッチリ握手。2020年東京五輪での悲願の金メダルに向け、軸として期待された。熱い激励を受けた後、柳田は今キャンプ初の屋外フリー打撃で柵越えを連発。14発を放り込んだ。

■フリー打撃で14発

 澄み渡った青空に白球を打ち込んだ。雨が上がり、2日目に初の屋外フリー打撃。陽気に包まれ、柳田は気持ちよさそうに持ち前のフルスイングを見せつけた。58スイング中、柵越えは14発。うち1本はアイビースタジアムのバックスクリーン上部を直撃する推定飛距離130メートルの大きな当たりだった。

 「(屋外は)気持ちよかった。まだまだやな、という感じ。飛ばそうと思った。あれ(バックスクリーン弾)だけは悪くないかな。本塁打になるなとは思ったけど、太陽が出ててどこまでいったか見えなかった」

 胸のすくような豪快スイングは今年も健在。眼前で披露することはできなかったが、侍指揮官にも届いたはずだ。フリー打撃の前、午前中に稲葉監督が12球団トップでホークスキャンプを視察。3月に代表復帰する柳田も力強く握手を交わした。「けがをしないように」と言葉を掛けられ「頑張ります」。わずかな時間でも思いは伝わった。

 けがに泣き、侍から遠ざかった。「結果を残さないと代表にいられない。出続けて東京五輪の金メダリストを目指して頑張る」。2年後への熱い思いを隠さない。稲葉監督の期待も絶大だ。「体が大きくなった。私が(代表選手に)求めているのはスピードとパワー。その点でも、さらにパワーが付いてきている。今後が楽しみ」と力説した。

■足の速さと長打力

 稲葉監督は打線のキーマンの起用法にも言及した。「三拍子そろっているし、軸になってほしい。打てるし、足も速いので早い打順を打つと思う。1番から5番までのどこかで打つことになるのでは。選球眼も良く、長打力もあり、どの打順もこなせる。どれだけ生かせるかを考えてやりたい」。他選手との兼ね合い次第ながら1~5番の起用を明言。主軸はもちろん、昨年のポストシーズンのような1番、メジャー流の強打の2番を任される可能性もある。厚い信頼を受けても、柳田は「プレッシャーですね。何番でもいい」と与えられた役割を全うすることだけを意識する。

 自国開催の五輪に夢は広がる一方で、しっかりと足元を見つめる。「まだまだバッティングになってない。今から1カ月でさらに進化したいな」。ホークス、そしてジャパンの主軸として、超人ギータはさらにすごみを増していく。 (小畑大悟)

=2018/02/03付 西日本スポーツ=

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