ソフトB福田「右翼は俺」 19振5発 外野ラストピース奪取だ

フリー打撃で中田から柵越え弾を放つ福田
フリー打撃で中田から柵越え弾を放つ福田
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ライトの守備に就き、本塁に送球する福田
ライトの守備に就き、本塁に送球する福田
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 ライトは俺! 12年目の福田秀平外野手(29)が、強烈アピールに成功した。中田賢一投手(35)との“対戦”となったフリー打撃で、19スイング中、5本の柵越えを記録した。工藤公康監督(54)は右翼を「レギュラー空白区」の一つと強調。福田は昨季規定打席到達を果たした上林誠知外野手(22)らとのポジション争いでロケットスタートに成功した形だ。

 定位置奪取へ向けた並々ならぬ思いが、鋭いスイングと力強い打球に詰まった。中田の投じた9球目。福田がジャストミートした白球は右翼フェンスを越えた。その後も右中間最深部などへ計5本の柵越え。7日に始まった投手が登板するフリー打撃での柵越えは直前の柳田の1本だけだっただけに、19スイングで5発の量産は強烈すぎるアピールだ。

 「これからシート打撃が入ってきて結果が求められる。しっかりと結果を残せるように。打たないと、レギュラーは取れない」

 好結果にも喜びに浸らず、さらなるアピールへ意気込む。昨季は自己最多の104試合に出場したが、主に守備固めや代走での起用。スタメン出場は19試合だった。キャンプイン前日の1月31日に、工藤監督は全体ミーティングで野手のレギュラー6選手を発表。同時に「セカンド、ライト、キャッチャーは激しい競争をしてくれ」と狙えるポジションをはっきり示した。それだけに福田が燃えないはずがない。

 昨秋から打撃改造に取り組んでいる。昨季までは打席で右足を高く上げていたが、確実性を求めるためにすり足に変更。それでも「なかなかタイミングが合わなかった」と、現在はすり足と昨季までの「間くらい」に足を上げて好感触をつかんでいる。大リーグ・エンゼルスへ移籍した大谷に2年連続で本塁打を浴びせるなどパンチ力も持つだけに、確実性をアップさせればスタメンのチャンスは広がる。

 遊撃後方でフリー打撃を見守った工藤監督も、そのアピールを受け止めた。「ピッチャーとの対戦でああいう打撃を見せてくれたらうれしいし、当然こっちも使いたくなる」と評価。「レギュラーを決めていないと言ったのはキャンプ、オープン戦で結果を残した人を使うという意味」と改めて強調した。

 福田は、きょう10日が29歳の誕生日。「20代最後の年。いいシーズンを送りたい」。12年目にして初のレギュラーを必ずもぎとる覚悟だ。 (倉成孝史)

=2018/02/10付 西日本スポーツ=

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