ソフトB柳田「フライ打法」に磨き メジャーリーガー愛用の新兵器 ノムさんのぼやきもお構いなし

特殊なティーを使ってボールを打つ柳田
特殊なティーを使ってボールを打つ柳田
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 ギータの新兵器は「つりティー」! 柳田悠岐外野手(29)が、本塁打量産に向けて新しい武器を手にした。従来の球を上に置く「置きティー」ではなく、メジャーリーガーも愛用するという球をつるした「つりティー」に初挑戦。ボールのバックスピンをより意識することで昨年から取り組む「フライ打法」に磨きをかける。メジャー流の調整でさらなる飛距離アップも期待できそうだ。

■「毎日やろうかな」

 新しい玩具を手に入れた子どものようにワクワクしながらバットを振った。室内練習場に移動した柳田が、見慣れない新兵器と対面した。通常の「置きティー」ではなく、ボールをつり下げた「つりティー」だ。

 B組の練習用に今春のキャンプに初めて持ち込まれた米国製の用具。ボールの下半分がほぼ出ているため、よりバックスピンを意識した打球を放てる。メジャーリーガーも愛用するという物で、柳田は繰り返しフルスイングした。

 「面白かったです。メジャーリーガーも打っているということなので、まねをした。ホームランを打つ意識でやった。(ティーの)商品名も『バックスピン』って打っていて気が付きました。いい練習になる」

 横で見ていた藤本打撃コーチが「こんなん使えるのは柳田しかおらんやろ」と声を上げるほどピッタリの武器だった。昨年からヤフオクドームの人工芝が長くなってゴロの速度が落ちたため、柳田はフライを打つ意識を高めてきた。ボールにバックスピンを与えれば飛距離が伸びる。柳田自身も「スイングも丁寧になる。置きティーよりもバックスピンを意識して打てる」とお気に入りの様子だ。

 藤本コーチも「フライを打ついい練習になる。スイングが速いからできること」と同調した。くしくも11日には生目の杜を訪れたホークスOBの野村克也氏から「あんな(アッパー)スイングでいい結果を出されたら困るんだよ。プロ野球の発展の邪魔になる」とぼやき攻撃を受けた。そんなこともお構いなしとばかりにギータ流スイングに磨きをかけている。

 この練習の前にはメイン球場で今キャンプ2度目となる内川、松田との特打競演をした。左打者のアゲンストとなる強風にも泣かされ、37スイングで柵越え1本に終わり、風の影響で途中打ち切り。ロングティーにも取り組んだ。直後に風もない室内で出合った新兵器。「良かったんで毎日やろうかな」。上機嫌で球場を後にした。 (小畑大悟)

=2018/02/13付 西日本スポーツ=

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