ソフトB村松コーチが指令 外野もGG賞独占 晃、柳田、上林

守備練習する中村晃
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柳田
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上林
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 鉄壁の外野を築け! 村松有人外野守備走塁コーチ(45)が、外野陣にゴールデングラブ(GG)賞独占指令を出した。昨季のチームからは柳田が自身2年ぶりに獲得し、得票数で上林が4位、中村晃が5位。現役時代に2度の受賞歴がある村松コーチは3人の伸びしろを強調し、両リーグを通じ過去に2度しかない外野3人の“ゴールデンジャック”を期待した。

 雨となったこの日、室内練習場では限られたスペースの中で外野陣が捕球と送球練習を繰り返した。レギュラー確定の中堅柳田、左翼中村晃に加え、右翼争いで最右翼の上林、追い掛ける城所、福田、江川も必死に汗を流す。村松コーチは「一からつくり直していくイメージ。これから実戦も増え、球際や打球まで一直線でいく感覚をつかんでほしい」と力を込めた。

 昨季は柳田、中村晃、上林が規定打席に到達もGG賞受賞は得票2位の柳田のみ。補殺10がリーグの外野手でトップだった上林、安定した守備を見せた中村晃は届かなかった。村松コーチは「(3人とも)十分に(受賞の)可能性はある。個々のレベルを上げていってほしい」と注文した。

 3枠の外野でGG賞独占となれば、プロ野球では2006年日本ハム以来で過去に2例しかない。昨年まで三塁で5年連続受賞の松田が内野陣のジャックを呼び掛け、和田はチームの投手で23年ぶりとなる受賞を誓っている。昨年は甲斐もGG賞を受賞。同一チームから全ポジションでGG賞というとてつもない記録へ夢が広がる。

 そのためのイメージもはっきりしている。村松コーチは「上林は打球への感覚を磨く必要がある。中村晃は後ろの打球で、柳田は前の打球が課題」と強調。思い描くのは1980年代から90年代にかけて秋山、笘篠、吉竹、平野、羽生田らが組んだ黄金期の西武、90年代半ばにイチロー、田口、本西らが組んだオリックスなどかつてインパクトを残した外野陣だ。中村晃は目標にGG賞を掲げ、上林も「(3人で)鉄壁と呼ばれたい」と意識は高い。タカの外野陣が歴史に残る要塞(ようさい)を築く。 (小畑大悟)

=2018/02/17付 西日本スポーツ=

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