ソフトB必勝パターン今季も 森、モイネロ、岩崎、サファテ0封リレー 筑後で初OP戦

9回に登板し1イニングを無失点で抑え、ガッツポーズをするサファテ
9回に登板し1イニングを無失点で抑え、ガッツポーズをするサファテ
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6回1死、ロッテ・井上の投ゴロを捕球する森
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7回に4番手で登板したモイネロ
7回に4番手で登板したモイネロ
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8回、5番手で登板した岩崎
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 早くも本番テスト! 開業3年目を迎えたファーム本拠地の筑後で初開催されたオープン戦で、工藤ホークスが誇る最強リリーフ陣が今春初のそろい踏みだ。森、モイネロ、岩崎、サファテの4投手が6回から無失点リレー。日本一奪還を果たした昨季は先制した試合で73勝9敗、勝率8割9分の驚異的な成績を演出した救援陣は、V2を狙う今季も健在だ。試合は3-3でロッテと引き分けた。

 ■早くもそろい踏み

 5回終了時のグラウンド整備が終わると、工藤監督がシーズン本番を見据えたタクトを振った。6回のマウンドに送ったのは昨季64試合に登板した森。今季は、球団新記録となる新人年から5年連続50試合以上登板もかかる鉄腕は、ロッテのクリーンアップをあっさりと三者凡退に片付けた。

 「バランスよく投げられた。やるからには、そこ(勝ちパターン)で投げたい」。今季も必勝リレーでの登板に強い意欲を見せた森に続いて、7回に登板したのはモイネロだ。先頭をキレのある144キロの直球で空振り三振。森と同様にあっさりと3人で片付けた。

 先発の投球回数や相手の打順などにもよるが、今季も森とモイネロは6、7回が主な仕事場になることが濃厚。工藤ホークスにとって重要なポジションを占める2人が順調な調整を披露したことは、V2を狙う今季を明るく照らした。

 2年ぶりに日本一を奪還した昨季、レギュラーシーズンで先制した試合は73勝9敗。8割9分の驚異的な勝率を誇った。さらに6回終了時にリードしていた試合は76勝3敗。強力な救援陣を後ろ盾にした「先手必勝」を大の得意とした。

 DeNAとの日本シリーズ直前の会見でも工藤監督が「とにかく先取点。6回以降、万全のリリーフ陣がいますんで」と強調。4勝2敗で日本一を勝ち取った。昨季よりも救援陣の負担を減らしていくことは理想に掲げているが、V2を狙う今季も「先行逃げ切り」が必勝パターンとなる。

 昨季の最優秀中継ぎに輝いた「8回の男」岩崎は、2死から二塁打を許したが、後続をしっかり断った。9回はもちろん、絶対的守護神のサファテだ。前回登板まで珍しく2戦連続被弾したが「フォームを修正して真っすぐがいくようになった」と最速155キロを計測。2三振を奪った。

 オープン戦ということもあり、リードを許した状況からの“必勝リレー”だったが、工藤監督は「順調にきているんじゃないかな」と満足顔。ロッテ井口監督は「この時期にあのメンバーの球筋を見られたことはプラス」と前向きに捉えながらも「もちろん先に点を取ることが理想だし、出さないことが一番の理想」と、タカの最強リリーフ陣を強く警戒した。 (倉成孝史)

 ◆モイネロ(7回の1イニングを三者凡退)「感覚は良かったけど、コントロールは修正しないといけない。変化球を低めに集められるように準備を進めている」

 ◆岩崎(オープン戦初登板で8回の1イニングを1安打無失点)「仕上がりは7割程度。もっと良くなる感じはある。試合で投げていけば、徐々に上がると思う」

=2018/03/11付 西日本スポーツ=

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