ソフトB開幕ローテ再編 左肩違和感の和田は“万全策”で開幕2戦目回避、代役は…

左肩違和感により調整が遅れている和田
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 福岡ソフトバンクが開幕ローテーションを再編することが12日、明らかになった。首脳陣は左肩違和感で調整が遅れている和田毅投手(37)が、シーズン初登板の予定だった31日のオリックス戦には間に合わないと判断。開幕4カード目が初登板の「6枠目」を争う中田賢一投手(35)を繰り上げ起用する見通しとなった。経験豊富な左腕にシーズンを通じてローテを守ってもらうためにも、時間をかけて状態が上がるのを待つ構えだ。

■時間かけ慎重に調整

 工藤ホークスがベテラン左腕に最大限の配慮をすることになった。2月のキャンプ中に左肩の違和感を訴えた和田は今月9日に捕手が立った状態でのブルペン投球を再開。ただ依然として打者への投球は一度もできておらず、首脳陣は起用を予定していた開幕2戦目、31日のオリックス戦に間に合わないと判断した。

 30日のシーズン開幕まで3週間を切った時点での決断について、工藤監督は焦りで故障を引き起こすリスクを避けることを優先したことを明かした。「無理して開幕(ローテ)に合わせる必要はない。大事なことはシーズンを通して投げてもらうこと」。指揮官はエースの条件として3年連続2桁勝利の実績を掲げており、「今、うちのエースと呼べるのは和田」と信頼を置く。チームにとって大きい存在だけに万全な状態になるのを待ち、開幕4カード目での先発をにらみ慎重に調整させる方針だ。

■昨年の悪夢避けたい

 和田にとっても、昨年の二の舞いは避けたい思いがある。6年ぶりに開幕投手を務めた昨季は開幕2戦2勝しながら左肘の張りで離脱し、結果的に手術。8月下旬の戦列復帰までに約4カ月半を要した。「個人的にはそこ(開幕ローテ)で投げたいけど、去年みたいに1、2試合投げて終わるわけにはいかない」と胸中を明かしている。

 和田に代わり31日の先発に起用されることが決まったのは、開幕4カード目に先発する「6枠目」を争っていた中田だ。2月28日の楽天との練習試合で3回を24球で完全投球。オープン戦初登板だった3月6日の西武戦は4回途中で降板したものの、対抗馬の石川より状態がいいと判断された。首脳陣を安心させるためにも次回先発予定、15日の巨人戦(ヤフオクドーム)で結果が求められる。

 さらに和田がシーズン初登板を目指す開幕4カード目、4月10日からの日本ハム3連戦(同)にも間に合わない場合を想定し、オープン戦で好投を続ける笠谷が新たな先発候補に浮上。きょう13日にプロで初の地元大分での登板となる巨人戦で投げた後は、2軍戦で長いイニングを投げて先発起用に備える予定だ。「開幕1軍をつかみたい」と意気込む4年目左腕も、昨年から自主トレをともにする“師匠”のバックアップ態勢を整えていく。

=2018/03/13付 西日本スポーツ=

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