ソフトB柳田、“腕から足”の変化で2打席連続タイムリー 初回から打線開花の口火

1回2死一塁、先制三塁打を放つ柳田
1回2死一塁、先制三塁打を放つ柳田
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試合の後、ファンの声援に応える工藤監督
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■巨人に逆転負け

 ホークス打線がお目覚めだ。初回、4番の柳田悠岐外野手(29)が三塁打を放ち、これがチーム43イニングぶりの適時打となった。ギータの一振りで元気を取り戻した打線は先発全員安打で、今年のオープン戦初の2桁15安打。逆転負けでオープン戦では12年ぶりの5試合連続勝ちなしでも、打撃は上昇ムードだ。きょう14日の巨人戦(ヤフオクドーム)からは内川、デスパイネが出場し、ベストメンバーがそろう。いよいよ春本番だ。

■連続タイムリー

 「春」の訪れを告げたのはやはりこの男だ。元気がなかったホークス打線を豪快な一振りでよみがえらせた。初回、柳田が右中間先制三塁打。チーム43イニングぶりとなる待望のタイムリーだ。「チームとしても久しぶりのタイムリーだったので良かった。いいスイングができた」。ギータが点火した打線は、オープン戦初の2桁15安打。先発全員安打と目を覚ました。

 柳田は試合前から活躍の予感を漂わせていた。フリー打撃では両翼100メートルと狭くはない別大興産スタジアムで次々と柵越え。「いろいろと意識を変えていた。今までは腕だったけど、足の使い方を意識した」と明かす。

 その流れで初回2死一塁の第1打席でいきなり結果を出した。新外国人右腕ヤングマンの高めのカーブに反応。鋭い当たりは右中間を真っ二つに切り裂いた。「ぼちぼちですね。まだまだいろいろ」と発展途上を強調しながら、第2打席でも連続適時打。3回1死一、二塁から詰まりながらも逆方向の左前に運んだ。

 「タイムリーが出ていない中で最初に出たのは良かった」。深刻なタイムリー欠乏症の責任を主軸としても感じていた。チームにとって4日の阪神戦の2回以来となる適時打。解放されたかのように他の打者も打ちまくった。工藤監督も「一安心ではある。試合の中にしっかり入って、集中力が途切れることなく、もう1点、もう1点という思いがタイムリーにつながった」とうなずいた。

■「緊張感持って」

 今宮、甲斐、川瀬と地元大分出身者がスタメンに名を連ねた一戦で主役になった柳田は「たまにしか試合のない所でお客さんにも喜んでもらえた」と笑顔。逆転負けでも、春の陽気に包まれた大分で気温とともに打線も上昇してきた。

 きょう14日からはベストメンバーが集う。「これから本番が近づいていく。何番を打つかとか、今年の戦い方も見えてくる。緊張感を持ってやっていきたい」。新選手会長は気を引き締め直した。本拠地に戻り、開幕に向けてチーム状態を上げていく。 (小畑大悟)

=2018/03/14付 西日本スポーツ=

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