ソフトB千賀2軍戦貫禄5回1失点6K 直球に納得最速153キロ

1回1死一、二塁、阪神・板山の遊ゴロ併殺の打球に足を出す千賀
1回1死一、二塁、阪神・板山の遊ゴロ併殺の打球に足を出す千賀
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先発で5回を投げ、5安打1失点の千賀
先発で5回を投げ、5安打1失点の千賀
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 30日のオリックス戦で自身初の開幕投手を務める千賀滉大投手(25)が、16日のウエスタン・リーグ開幕戦の阪神戦(タマスタ筑後)に先発し、5回80球で被安打5、1失点にまとめた。千賀は「納得できる球が増えてきた」と手応えを得ていた。3日に行われた侍ジャパンのオーストラリアとの強化試合第1戦に続く“開幕戦”で「3・30」に弾みをつけた。試合はソフトバンクが7-6で逆転勝ちし、白星発進した。

 一流は場所を選ばない。「天気が悪い中、しっかりセットアップできた。納得する球も増えてきた」。千賀は胸を張った。

 午前中まで降った雨の影響で、試合開始時のタマスタ筑後付近は気温13度と冷え込み、スコアボード上の球団旗が引きちぎられそうなほどの強風が吹き付けた。それでも、千賀は踏ん張り、5回1失点で6奪三振。小川2軍監督も「さすが。寒さもあっただろうに」とたたえた。

 最初からアクセル全開だった。1番植田に対し初球から152キロの真っすぐを投げ込んだ。1点リードの2回2死三塁、一打同点のピンチでも、江越に対してこの日最速の153キロを外角低めに決めて見逃し三振に切った。「真っすぐは良かった」と笑った。

 今回のテーマは「曲げ球でしっかりカウントを取ること」。フォークに加え、スライダーを駆使した。ただ今春のキャンプで練習した「横スライダー」の制球がやや不安定で3四球。「危ない球がちょこちょこある。減らせるように」と気を引き締めた。また前回登板の10日のロッテ戦で見せ「直したい」と話していた打球を足で止めようとする癖も見せた。

 「3・30」まで残り2週間。23日の広島とのオープン戦が最終調整の場となる。「けがもなく、今のところ仕上がりはいい。実戦に向けて、難しい配球にも対応できるようにしないと」と次戦のテーマも明確に定まっている。

 今回は6日の西武とのオープン戦で右手親指を脱臼した育成の堀内とバッテリーを組んだ。降板後には「(堀内)汰門はあたふたしていて(見ていて)楽しかった」と、後輩に笑顔を見せる余裕ものぞかせた。侍ジャパンの第1戦、ウエスタンの初戦、そして育成出身では史上初めて開幕マウンドを託された“トリプル開幕投手”。まだまだ回転数を上げていく。 (米村勇飛)

=2018/03/17付 西日本スポーツ=

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