ソフトB育成2位・周東、“超メジャー級”快足披露 ポテンヒットで一塁から…

9回2死一塁、釜元の左前のポテンヒットで一塁から一気に生還する周東(左)
9回2死一塁、釜元の左前のポテンヒットで一塁から一気に生還する周東(左)
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 ◆ウエスタン・リーグ オリックス9-11ソフトバンク(14日・佐藤薬品スタジアム)

 タカ2軍に「メジャー級」がいた! 福岡ソフトバンクの育成2位ルーキー周東佑京内野手(22)が自慢の「足」で逆転勝利を演出した。14日のウエスタン・オリックス戦(佐藤薬品スタジアム)で9回、4点差を追いつき、さらに2死一塁から“ポテンヒット”で一塁から長駆、勝ち越しのホームイン。強烈なインパクトとともに新スピードスター候補が登場した。

 ライトからレフト方向へ吹く風にも乗って、ふらふらと上がった釜元の飛球が三塁線の方へ流されていく。懸命に前進してきたオリックス・武田の前にぽとり。ポテンヒット(記録は二塁打)となった瞬間、一塁走者の背番号「121」が、勝ち越しのホームへ楽々と滑り込んでいた。

 2死一塁。その一塁走者が周東だった。「(2アウトでスタートを切っていたとはいえ)ポテンで、一塁からかえってくるんだからすごい。あの足は脅威だな」と小川2軍監督がうなった。4点差を追う9回、2安打と3四球、さらに相手失策も絡み、9-9の同点に追いついた直後だった。

 育成ドラフト2位で東農大北海道オホーツクから入団したルーキーは、50メートル5秒7の超快足。小川2軍監督は、1980年代前半の巨人の1番打者として盗塁王に2度輝くなど通算342盗塁をマークした「青い稲妻」こと松本匡史氏をほうふつとさせるといい「あのクラス」と絶賛する。

 9回、一塁でスタートを切った瞬間から、本塁へ滑り込むまでのタイムは「10秒39」だった。米メジャーのスカウトは、選手のスピードを判定する一つの目安として、本塁から三塁まで「12秒3」以内で走れば「俊足」と判断する。単純に比較はできないとはいえ、もはや“超メジャー級”ともいえるスピードだ。

 「自分の長所を生かして、早く支配下に上がりたい」。規格外の武器を持った“鷹の稲妻”に、要注目だ。 (喜瀬雅則)

=2018/04/15付 西日本スポーツ=

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