ソフトB武田が連続完封!杉内以来球団7年ぶり 東浜がくれた2つの助言

日本ハム打線を2安打完封し笑顔を見せる武田
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2戦連続完封勝利を挙げ、高谷と抱き合う武田
2戦連続完封勝利を挙げ、高谷と抱き合う武田
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 ◆ソフトバンク8-0日本ハム(13日・ヤフオクドーム)

 無双モードに突入!! 武田翔太投手(25)が自身初の2試合連続完封で今季2勝目を挙げた。前回の1安打に続いて、今度は2安打で日本ハム打線をシャットアウト。球団の2戦連続は2011年5月の杉内俊哉投手(現巨人)以来、7年ぶりの快挙だ。初めて2試合開催された今年の「タカガールデー」-。痛恨被弾に前日悲鳴を上げた女性ファンを快投で酔わせた。

■清宮から2K

 ピンクの歓声が実に心地いい。来場者の4分の3となる2万8000人超の女性ファンの視線を独占した。武田だった。9回2死から大田を平凡な右飛に打ち取り、スコアボードに9個の「0」を並べた。前回5日のオリックス戦に続き、球団では11年の杉内以来となる2試合連続のシャットアウト。日本ハム打線に三塁すら踏ませなかった。

 「低めに集められたし、いいリズムで投げられたことが一番よかった。ピンク一色で、本当にたくさんの女性の方が来ていた。ここ一番で頑張らないといけないなって」

 女性のハートをわしづかみにする圧巻の投球だった。今宮の失策で先頭の西川に出塁を許した初回。「(今宮)健太さんにはいつも助けてもらっている」。気にしないでください、とばかりに後続をピシャリ。唯一の四球を与えた4回は素早いけん制で一走の西川を刺した。ハイライトは5回だ。4番中田を外角の150キロ真っすぐで見逃し三振に切って取り、オール真っすぐ勝負の清宮には149キロでバットに空を切らせた。石井一には低めの変化球で見逃し三振に。敵将の栗山監督に「素晴らしい投球だった」と脱帽された。

 今季初登板から4試合は未勝利(2敗)と精彩を欠きながら、これで20イニング連続無失点。開幕前からバランスのいいフォームを探し求める過程で、相談した東浜から二つの助言を受けた。一つは投球動作に入って左脚を上げる際に軸足(右脚)の母指球に体重を乗せる意識。実践してから球持ちが良くなった。「前より球をしっかり前(ホームベース寄り)で離せていることが球速やコントロールにもつながっている」と工藤監督もうなずく。

 もう一つはアイテム。東浜が1軍に定着した頃から使用していたといい、ドジャース前田やサッカーJ1浦和のDF槙野、女子プロゴルファーらに人気のオーダーインソール(中敷き)だ。体質的に足がつりやすいこともあり、早速4月に発注。履き慣れてからは「疲れにくくなったし、体のバランスも良くなった」と、今では手放せないほどフィットしている。

 6回1死まで続けた無安打投球は「また鶴さん…」と、6年前のプロデビュー戦と同様、鶴岡に阻止された。それでも、自身と同じく高卒1年目から1軍の舞台でプレーする清宮は、二つの空振り三振を含む3打数無安打と完璧に抑え込んだ。前回と合わせて2試合で被安打3。「チームが勝つことだけを考えた。今の調子を続けていければ」。無敵の背番号18がマウンドでそびえ立つ。 (倉成孝史)

=2018/05/14付 西日本スポーツ=

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