柳田も仰天「今日はバリー・ボンズのおかげ」ソフトB内川不在の危機に…“最強打者”福田が4安打

3回2死満塁、2点適時打を放ち、ガッツポーズする福田
3回2死満塁、2点適時打を放ち、ガッツポーズする福田
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2回右二塁打
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3回左2点適時打
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5回右適時二塁打
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6回二塁内野安打
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 ◆楽天4-12ソフトバンク(16日・楽天生命パーク)

 内川さん、安心して治してください!? 15日の試合で左足首を負傷した内川聖一内野手(35)に代わって今季初先発した福田秀平外野手(29)が、自身初の4安打で今季自己最多の3打点。「代役」とは言わせない大活躍でチームを3連勝に導いた。17安打12得点はともに今季最多タイ。ホークスは首位西武に2・5ゲーム差に迫った。王者がいるべき場所に近づいた。

■前日の勢い買われ

 主将不在のピンチが、代役のひのき舞台に一変した。内川に代わり、7番で今季初スタメンに抜てきされた福田がチームを3連勝に導いた。プロ12年目で初の4安打。2本の適時打を放ち、3打点と暴れまくった。「僕自身にとっても大きい1日になった」。試合後も興奮を隠せなかった。

 2回先頭で放った右翼線二塁打が「福田祭り」の始まりだった。3回2死満塁から一時は逆転となる左前2点打。5回にも松田の勝ち越し打直後に右翼線適時二塁打で追加点を挙げた。「チャンスで回って、打つことができてホッとした」。6回の内野安打で4安打の固め打ちだ。

 前日の15日、左足首に自打球を受けて負傷退場した内川に代わって途中出場すると、最終打席にソロ本塁打を放った。勢いを買われ、代役としてスタメン出場。シートノック前、ベンチで「今日はレギュラーを取るつもりでいきます」と誓いを立てた。

 「オープン戦から感じは悪くない」と初先発にも自信はあった。オープン戦では2本塁打をマークし、ノーアーチの柳田から「バリー・ボンズ(米大リーグ史上最多の通算762本塁打)」とちゃかされた。同学年で仲の良い柳田について「飛び抜けてすごいけど、あいつのようになりたいとコソッと思っている」。そんな福田の活躍に、柳田も「今日はバリー・ボンズのおかげ」と笑った。

 ベンチでは率先して声を出し、先輩たちからもかわいがられる。愛すべきキャラクターでオフには通販会社のローカルCMのオファーが舞い込んだ。その会社の会長の息子と顔がそっくりだったのが理由。会長が福田ファンになり、CM出演の運びになった。「確かに似ていました。縁って不思議ですね」と福田。今回も内川欠場の“縁”があって巡ったチャンスを自分のものにした。

 福田に触発された打線は、いずれも今季最多タイとなる17安打&12得点の大爆発。貯金を今季最多の6に増やし、首位西武とのゲーム差を2・5まで縮めた。「自分が出ることがあれば、100パーセントの力を出せるようにしたい」と福田は力を込めた。主力が欠けてもこんなに頼もしい代役がいる。今季3度目の3連勝。このまま“奪首”まで突っ走る。 (小畑大悟)

=2018/05/17付 西日本スポーツ=

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