ソフトB工藤監督、熊本球宴盛り上げる!4月雨天中止の分も 選出へ2選手プッシュ

対戦リーグの注目選手を選んだソフトバンク・工藤監督(右)と広島・緒方監督
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 熊本球宴をジャックせよ! 工藤公康監督(55)が21日、ホークス勢の球宴大量選出を期待した。東京都内で「マイナビオールスターゲーム2018」(7月13日・京セラドーム大阪、同14日・熊本)の開催要項発表会見に出席。2年ぶりに全パを率いる指揮官は、4月のソフトバンク主催のロッテ戦が雨天中止となり、がっかりさせた熊本のファンに喜んでもらうためにも、お祭りの舞台で多くのタカナインが躍動することを願った。ファン投票は22日から受け付け開始となる。

 昨年頂点に返り咲き、2年ぶりに「全パ監督」を務めることになった。工藤監督が指揮を執るのは今回で3度目。今年の球宴には、特別な思いがある。第2戦の舞台は熊本・藤崎台県営野球場。同地では近年、ソフトバンク公式戦が年に1試合開催されているが、今年は4月14日のロッテ戦が雨天中止となった。震災後から被災地支援を継続してきた指揮官は誰よりも、スタンドで残念がるファンの姿に心を痛めた。

 「(4月は)熊本のみなさんには残念な思いをさせてしまった。その時に『オールスターで来ます!』と言ってきたので。いい試合を見せたい」

 ロッテ戦の中止が決まった際は、ぬかるんだグラウンドを歩いて外野席の観客の前まで行き、7月の球宴で戻ってくることを直接ファンに伝えた。自らが指揮を執ることは既に決まっていたが、1人でも多くのタカナインとオールスターを盛り上げるという思いを込めた言葉だった。現状、チームは3位で、投打ともに個人成績の上位に名を連ねている選手も例年に比べて少ないが、九州のチームとして、熊本でお祭りの舞台を自軍の選手が盛り上げてくれることを期待している。

 「名前を挙げた選手だけでなく、ベテランも中堅も選ばれてほしいなと思う」。広島・緒方監督と臨んだ会見では、選出を願う選手を問われ「中村晃君」と即答した。2年前の同じ会見でも中村晃を猛プッシュしたが「今年も成績を残していますし」と、初出場を熱望。さらに投手陣では、先発のノミネートにこそ入っていないが「自分のチームで申し訳ありませんが、石川君がいいピッチングをしているので」と、ここまでリーグ2位の6勝をマークしている石川を全国のファンにアピールした。

 工藤監督は現役時代、初の2桁勝利をマークした1986年に球宴に初選出され、通算10度出場。「球宴に出ることで、実力以上というか、自信を持ってその後のシーズンを戦うこともできる」。大舞台のもたらす効果も実感してきた。

 まずは、リーグ順位、個人成績の面でも差を開けられている西武をきょう22日からの3連戦でたたいて「熊本球宴ジャック」へつなげる。 (倉成孝史)

=2018/05/22付 西日本スポーツ=

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