ソフトB投手陣また受難 東浜が右肩不調で抹消の日…モイネロ来日初の連続被弾

検査を受けてヤフオクドームに戻った東浜
検査を受けてヤフオクドームに戻った東浜
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8回無死、楽天の代打・今江にソロを打たれたモイネロ
8回無死、楽天の代打・今江にソロを打たれたモイネロ
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 ◆ソフトバンク4-3楽天(26日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの東浜巨投手(27)が26日、右肩関節機能不全のため出場選手登録を抹消された。今季5敗目を喫した25日の楽天戦で、右肩の違和感を訴えて先発ではプロ最短の3回(5失点)で降板。26日はヤフオクドームでの試合前練習に参加せず、福岡市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた。

 球団は「右肩関節機能不全の症状が見られるものの、炎症・筋損傷の所見はなし」との診断結果を発表。東浜は「(右肩に)動かない部分がある。痛みも少しあって、かばって投げていたところがある。最短(復帰)がベストだけど、しっかり治してからだと思う」と話した。27日からリハビリ組に合流する。

■代役に高橋礼ら

 最後は森が一打逆転のピンチを耐え抜いた。4試合ぶりの勝利の儀式。安堵(あんど)の表情を浮かべた工藤監督はベンチ前に歩を進め、選手たちをハイタッチで迎えた。勝った喜びはある。だが、会心の笑顔とはいかなかった。無理もない。頭の中は、危機にひんした投手陣のやりくりで占められていたに違いない。

 バッドニュースが流れたのは試合前だった。病院での検査結果を踏まえ、昨季の最多勝右腕、東浜の離脱が決まった。「まあ、大ごとではないので。どのぐらいかかるかっていうのはまだ、分かりませんけど」とは工藤監督の見解だ。現時点で長期離脱の可能性は低いが、復帰時期は未定だ。5週連続で続く6連戦のまだ2週目。波に乗りきれない状況に追い打ちをかけるように「先発の駒不足」と直面する事態となった。

 工藤監督は、春季キャンプ直前に野手6人のレギュラーに加えて「先発は5人は決まっている」と明言した。だが、和田は左肩違和感で2軍調整中。開幕投手の千賀は出場選手登録を2度抹消されており、この日好投したバンデンハークも今季は防御率5・59と本調子ではない。武田も好不調の波がある中、東浜まで戦列を離れることになった。交流戦が始まる29日からの6連戦では、現状で少なくとも「1枚」先発が足りない。25日に中継ぎで3回無失点の力投を見せたルーキー高橋礼や、西武戦で「涙の復活星」を挙げた摂津らで補うことになりそうだ。

 頭が痛いのは先発陣だけではない。この日は2点リードの8回に、モイネロが2者連続被弾。34試合に登板した昨季、打者141人との対戦でわずか1被弾の左腕が、これで3試合連続失点となった。「疲れはない。きょうは失投だっただけ」。モイネロは首を横に振ったが、登板数はリーグトップタイの21試合。サファテと岩崎を欠く現状で、心身両面で増している負担が投球に影響していることも否定できない。連敗を止めても手放しでは喜べない。得意の交流戦を前に、投手陣の危機的状況が浮き彫りになっている。 (倉成孝史)

=2018/05/27付 西日本スポーツ=

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