ソフトB柳田やっぱり交流戦男!9回先制V打 糸井の怪獣説に反論「僕は人間」

9回無死一、二塁、柳田が先制の左前打を放つ。投手・ドリス
9回無死一、二塁、柳田が先制の左前打を放つ。投手・ドリス
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交流戦初戦を勝利に導きファンの歓声に応える柳田
交流戦初戦を勝利に導きファンの歓声に応える柳田
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6回2死一塁、三塁へゴロを放った柳田(左)は失策で一塁セーフも一、二塁間に挟まれる。野手はロサリオ
6回2死一塁、三塁へゴロを放った柳田(左)は失策で一塁セーフも一、二塁間に挟まれる。野手はロサリオ
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 ◆阪神0-1ソフトバンク(29日・甲子園)

 やっぱりこの男だ。均衡を破るのは柳田しかいなかった。熱狂的な虎党を絶望のふちに追い込んだ。一塁ベースを回ると、右手でガッツポーズをつくった。4番。プロ野球史上ただ一人、交流戦で2度のMVPを獲得している「交流戦男」が“開幕戦”を決めた。

 「ピッチャーが頑張ってくれていて、自分の走塁ミスもあった。(今宮)健太、(中村)晃がチャンスをつくってくれて、取り返すチャンスだと集中していった。当てるので精いっぱいだったけど、たまたまいいところに転がってくれた」

 9回無死一、二塁。初回以来となる得点圏のチャンスで打席が巡ってきた。ドリスのフォーク連投であっという間に2ストライク。それでも3球目のフォークを広く空いた三遊間に転がした。「とにかく何とか、何かが起こると思ってバットに当てよう」。“虎の子”の先制点が決勝点となった。

 昨季の交流戦は4試合連続お立ち台など華々しくMVPをゲットした。「いつもと違う雰囲気でそれを力に変えてやれるといい」と精神面も充実。初戦の相手、阪神には自主トレで師事する糸井がいる。師匠からは「怪獣」と評されたが、「糸井さんの方が怪獣です。僕は人間だと思う」と笑い飛ばす。ただ、この日は4番対決で柳田が「怪獣」だった。

 球宴ファン投票の第1回中間発表も行われ、12球団最多の9万9544票を獲得。3年連続最多得票に向けて、好スタートを切った。「光栄です。まずは交流戦が始まったので、そこで何とかしたい」。目の前の戦いに全力を尽くす-。得票御礼とばかりに、ファンの熱意に一振りで応えてみせた。

 交流戦の初戦を決勝打で飾った。虎ファンの歯ぎしりを背に力強く語った。「まだ(阪神と)2試合あるんで勝てるように。あすもチーム一丸でがむしゃらに野球に取り組みたい」。今年も「セ界」の投手陣を制圧する柳田の季節がやってきた。 (小畑大悟)

=2018/05/30付 西日本スポーツ=

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