ソフトB千賀VS中日・松坂 「世界の右腕」8日激突

8日の中日戦先発に向けてキャッチボールで調整する千賀
8日の中日戦先発に向けてキャッチボールで調整する千賀
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 “ファン投票1位”対決で投げ勝つ! 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(25)が6日、中日・松坂大輔投手(37)との初の先発対決に闘志を燃やした。ともに同日発表のオールスターのファン投票中間発表の先発投手部門1位で、8日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発が濃厚。甲子園春夏連覇を達成した横浜高時代からの憧れのヒーローに、地元愛知での“球宴前哨戦”で成長の跡を見せつける。

 世界に名前をとどろかせた2人の右腕が、8日の中日戦で初の先発対決に臨むことが濃厚になった。WBCで2006年の第1回から2大会連続MVPの松坂と、17年の第4回大会でベストナインの千賀。誰よりも胸を高ぶらせるのは、マウンドに上がる「世界のSENGA」だった。

 「僕らの世代にとってのスーパースター。特別な存在ですから。地元(ナゴヤドームでの登板)でどうこうというのも、『松坂大輔』で消えました。成長した姿を見せたい」

 25歳の千賀にとって、松坂は1998年に甲子園春夏連覇を達成した横浜高時代から憧れの存在。チームメートだった昨季までは、折に触れてアドバイスをもらった。6日発表の球宴ファン投票中間発表では、ともに先発投手部門のトップ。今回は“球宴前哨戦”となる可能性もある。

 今季は初の開幕投手を任されながら、既に2度の登録抹消を経験。「情けない」とふがいなさも感じているが、復帰先発した1日のDeNA戦で自身4連勝をマークした。完璧な内容ではなかったものの、結果を残してマウンドに上がれるのは精神的にも大きい。

 37歳の松坂は新天地の中日で復活。4月30日のDeNA戦で日本球界12年ぶりの白星を挙げるなど、2勝をマーク。防御率2・51は千賀の同2・41と遜色ない数字だ。それだけに、千賀も「打たれないようにしないといけないし、打たないといけない」と強調した。

 今回の中日戦はセ・リーグ本拠地での試合で、投手も打席に立つ。通算1安打の千賀も4日のヤフオクドームでの投手練習で、打撃練習に精を出した。「自称高校通算2本塁打」の左打者は右翼テラス席へのアーチも披露。「松坂打ち」もひそかに狙っている。

■「松坂打ち」も狙う

 地元愛知のナゴヤドームは相性のいい球場だ。3月にあった侍ジャパンのオーストラリアとの強化試合では、先発で2回を投げて6三振を奪う圧巻の投球を披露。登板2日前の6日は神宮室内練習場の隣のブルペンで背番号と同じ41球を投げて最終調整した。

 工藤監督も松坂との対戦を楽しみにする。「打たなければいけない相手」とした上で「(松坂の)復活は話題になるし、頑張っているのは聞いている。とにかくけがをしないでシーズンを乗り越えてほしい」とエールを送った。交流戦ならではの新旧対決に注目が集まる。 (鎌田真一郎)

=2018/06/07付 西日本スポーツ=

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