ソフトBやり返すどころか…G山口俊にまた“完敗” 対戦防御率0.84

4回の攻撃の前、円陣を組むホークスの選手たち
4回の攻撃の前、円陣を組むホークスの選手たち
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 ◆ソフトバンク2-8巨人(12日・ヤフオクドーム)

 セ界の天敵がまたも立ちはだかった。巨人の先発マウンドには山口俊。昨年6月14日の対戦で巨人移籍後初登板だった右腕に6回を封じられ、マシソンとカミネロへの継投で11年ぶりに「ノーヒットリレー」を食らった。この雪辱を期した一戦で返り討ちに遭った。

■狙い球絞れず

 150キロを超える直球に、スライダー、フォークを交えられ、狙い球を絞りきれなかった。4点を失った直後の2回。先頭の4番柳田が148キロを右脚に当てられる死球で出塁したが、松田は遊飛。上林と甲斐も捕邪飛で進塁すらできなかった。藤本打撃コーチは「(序盤の大量失点で)集中力がなくなったかな」と淡泊な攻撃を振り返った。

 ようやく、スコアボードに「1」をともしたのは5回。松田が初球スライダーを二塁打にし、上林の一ゴロで三進。甲斐の遊ゴロの間に生還した。ただ、山口俊から奪ったのはこの1点のみ。今カードからDH制があるホームに戻った利点も生かせなかった。5試合ぶりにスタメン出場したデスパイネは今季初の3番に入ったが、初回1死一塁では三ゴロ併殺に倒れた。

 山口俊には3打数無安打だった上林は「真っすぐが強かった」と話し、唯一の長打を放った松田も「全部の球種を丁寧に投げていた」と認めた。DeNA、巨人時代を合わせ、山口俊が先発してきた試合は3戦全敗。対戦防御率は屈辱的な0・84に抑えられている。

 9日の中日戦で今季56試合目にして初の零封負けを喫し、今度は天敵に抑えられた。梅雨入りと歩調を合わせるように湿っている打線は13日に左腕今村と対戦。14日はルーキー鍬原との対戦が濃厚だが、藤本打撃コーチは「巨人だろうと、どこでも負けは負け。明日は点を取って勝つよ」。引きずっている暇はない。 (鎌田真一郎)

=2018/06/13付 西日本スポーツ=

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