ソフトB摂津、自分を苦しめた同点ソロ被弾後の失点/斉藤和巳氏の目

西日本スポーツ評論家の斉藤和巳氏
西日本スポーツ評論家の斉藤和巳氏
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 6回の交代直前、岡本を打ち取った1球に摂津の意地を見た。市川の2ランで逆転してもらった直後、前の打席で同点弾を浴びた4番を内角高めの直球で三ゴロに仕留めた。ここがポイントになると踏んだのだろう。気持ちのこもった球で巨人の勢いを止めた。

 そんな投球ができるからこそ、同じ内角高めでも4回の1球には反省を促したい。2死二塁から陽岱鋼に勝ち越し打を許したが、次打者は打率の高くない吉川尚。2人で1死と考えていいところで、ボールのつもりだったであろう市川の要求に応えられなかった。

 ソロは打たれても切り替えがしやすい。問題は失点後だ。3回を三者凡退で乗りかけていたのに、自分を苦しめてまたリズムをつくり直さなければならなくなった。実績のある投手だから本人も分かっているはずだが、現状の立場では分かっているだけではなく結果にしなければならない。

 6回2死での交代はチーム状況や球数を考えればやむを得ない面もある。ただ4回の1失点がなければリードは2点。回の最後まで投げさせてもらえたかもしれない。長いイニングを投げるのなら、そういう部分もしっかり見つめ直す必要がある。 (西日本スポーツ評論家)

=2018/06/14付 西日本スポーツ=

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