ソフトBデスパ弾から4発! 大瀬良攻略、交流戦V4望みつないだ

1回2死一、三塁、先制3ランを放ったデスパイネ。ベンチも盛り上がる
1回2死一、三塁、先制3ランを放ったデスパイネ。ベンチも盛り上がる
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 ◆ソフトバンク8-0広島(15日・ヤフオクドーム)

 デスパ弾から4発! 不振にあえいでいたアルフレド・デスパイネ外野手(31)がホークス打線に点火した。初回に今季交流戦初アーチとなる13号3ラン。2回に高田、4回は上林が一発で続き、今季9勝の大瀬良をKO。8回も江川がソロを放ち、今季2度目の1試合4発できょう16日の内川の1軍復帰を派手に前祝い。セ・リーグ首位に快勝し、4年連続の交流戦最高勝率に望みをつないだ。

 鋭い打球が中堅手の頭上を襲った。初回2死一、三塁。デスパイネの先制弾は、中堅フェンスの本塁打と認められるオレンジの線より上部を直撃した。今季の交流戦初アーチは“セ界最強”の大瀬良に見舞った13号3ラン。1試合4発の花火大会の号砲となった。

 2ボールから「積極的にいこうと思った」。真っすぐに狙いを定め、ど真ん中の147キロを捉えた。「詰まっていたのでホームランになるとは思わず、思い切り走った。二塁打かなという感触。自分のパワーで何とか入って良かったよ」と力こぶをつくった。

 5月27日の楽天戦以来、15試合、42打席ぶりの一発。DH制を採用しないセ・リーグ主催試合では体調面を考慮され、4試合連続でスタメンを外れた。「何試合もホームランが出なかったけど、それも野球の一つ。出るときはでるし、出ないときは出ないんだ」と泰然自若で臨んだ。

 最大限の努力は重ねてきた。「(日本のオフに)キューバでも試合に出て、疲れがあるのも一つの原因」と疲労回復にも努めた。東京遠征の際は福岡での休養を優先し、チームより後に現地入り。11日にはキューバから家族が来日し、精神的にもリラックスできた。

 「自分の調子はこれから上がる」。昨季の本塁打&打点の2冠王は言い切った。練習では右中間を意識した打撃を行うキューバの大砲について、工藤監督も「センター中心に打ち返そうというのが出ていた。今日のような打撃を続けたら打率も残るし、本塁打も増える」とうなずいた。

 デスパ弾で勢いづいた打線は、12球団最速の2桁勝利を狙った大瀬良を3発7得点で4回KO。8回の江川のソロで、4月30日のオリックス戦以来、本拠地では今季初の1試合4発。指揮官も「いい投手を打って勝ったのは大きい。明日にもつながる」とご満悦だ。

 今季初めてお立ち台に上がったデスパイネは「これが最後ではない。これからもっとお立ち台に上がりたい」と宣言した。きょう16日には主将の内川も1軍復帰。ヤクルトが敗れ、交流戦“V4”も首の皮一枚つながった。昨季のリーグ王者対決に先勝し、上げ潮ムードが漂った。 (小畑大悟)

=2018/06/16付 西日本スポーツ=

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