ソフトBのスナイパー中村晃が初球宴 “最後の最後”に工藤監督推しメン

初のオールスター出場が決まり意気込みを語る中村晃
初のオールスター出場が決まり意気込みを語る中村晃
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中村晃を応援する横断幕
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 球宴にスナイパー初見参! 福岡ソフトバンクの中村晃外野手(28)が11日、マイナビオールスターゲーム2018(第1戦=13日・京セラドーム大阪、第2戦=14日・リブワーク藤崎台球場)に初選出された。ロッテ・荻野の辞退に伴い、代替選手として監督推薦でうれしい初出場が決定。ホークス勢は西武と並び両リーグ最多の7人が出場する。パ・リーグの指揮を執る工藤公康監督(55)も“推しメン”に期待を込めた。

 狙撃手としてお祭りでも狙った獲物は逃さない。プロ11年目を迎えた中村晃が、イレギュラーな形で球宴初出場を決めた。荻野の辞退に伴い、「最後の一人」を決めるプラスワン投票より後に“最後の最後の一人”として全パに名前が加わった。侍ジャパンにも名を連ねた実力者が、意外にも初めてオールスターの舞台に上がる。

 「ちょっとびっくりしたけど、選ばれたからには楽しんでやりたい。いろんな選手がいるので、話を聞くのも雰囲気も楽しみ。活躍というより、純粋に野球を楽しめればいい。シーズン中にはあまり楽しめることがないので」

 荻野の辞退を受け、工藤監督はすぐに代替選手の検討に入った。プラスワンで最多得票の大田(日本ハム)も故障離脱。ファン投票外野手部門でも大田に次ぐ5位に入り、安定した成績を残している中村晃が浮上するのも自然の流れだった。工藤監督は「いい成績を残しているし、そこは本人の実力と考えてもらえれば」と選出理由を説明。自球団という忖度(そんたく)なしに初出場が決まった。

 選手ロッカーで工藤監督が直接伝えると、チームメートからも祝福の歓声が上がった。指揮官も「一球にかけるスナイパーみたいなところと、粘って粘って何とか塁に出るというしつこさの両方を見てほしい」と期待を込めた。球宴の舞台でもおなじみの「Lefty sniper AKIRA」の横断幕が外野スタンドに掲げられるはずだ。

 工藤監督からは常に「推しメン」として名前が挙げられていた。全パの指揮を執った2016年に続き、今年もファン投票開始前の開催要項発表会見で選出してほしい選手を問われ、「中村晃君」と即答。実力者のそろうパ・リーグの外野手部門で惜しくもファン投票などでは漏れたが、最後の最後に加わった。

 今年の球宴は大阪で開幕し、2戦目は熊本にやってくる。ホークス勢は“地元”開催だけにより一層力もこもる。中村晃は「九州なのでホークスファンもたくさん来ると思う。しっかりファンサービスできるように、楽しんでプレーできればいい。その中でヒットも打てれば」と控えめに決意表明した。スナイパーを加え、両リーグ最多タイの「ホークス7人衆」が、球宴を熱くする。 (小畑大悟)

=2018/07/12付 西日本スポーツ=

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