球宴男!SBデスパ代打でV打 竜ガルシアに再会一打…左脚にキューバで対戦時の「跡」

6回1死一、二塁、左前適時打を放つ代打・デスパイネ
6回1死一、二塁、左前適時打を放つ代打・デスパイネ
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お立ち台でポーズを取るMVPの西武・森友と敢闘選手賞の(後列左から)ソフトバンク・デスパイネ、DeNA・筒香、広島・鈴木
お立ち台でポーズを取るMVPの西武・森友と敢闘選手賞の(後列左から)ソフトバンク・デスパイネ、DeNA・筒香、広島・鈴木
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全セに勝利し、スタンドの声援に応える工藤監督
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 ◆マイナビオールスターゲーム2018:第1戦 全パ7-6全セ(13日・京セラドーム大阪)

 陽気なカリビアンにはお祭りがよく似合う。2年連続出場のデスパイネが「球宴男」を襲名した。代打で勝ち越し適時打を放ち、敢闘選手賞の100万円を獲得。昨年第2戦のMVPに続いて“2戦連続”の表彰だ。「2年連続で素晴らしい舞台に立って、受賞できてとてもうれしい」と柔和な笑みを浮かべた。

 序盤の激しい空中戦が落ち着き同点で迎えた6回。1死一、二塁の場面で代打起用された。「(賞の意識は)もちろんあったけど、とにかくコンパクトに打とうと思った」。同じキューバ出身、ガルシアの低め直球を左前に打ち返し、二走外崎を勝ち越しのホームに迎え入れた。

 再び日本で顔を合わせた同郷の左腕とはキューバ時代にも対戦があった。「何度か対戦があるので分かっていた。昔はもっと球が速くて150キロ以上を投げていたよ。10年ぐらい前の跡が残っているんだ」。左脚にうっすらと残るあざ。実はガルシアとの対戦の際に自打球を当て、いまだに消えないのだという。母国で競い合った相手と日本の球宴で再び相まみえ「素晴らしい。日本で対戦がかなってうれしい」と笑った。

 8回にも中前打を放ち、昨季と合わせ球宴は通算7打数6安打の打率8割5分7厘、3打点。文字通りの「お祭り男」っぷりだ。イニング間にはベンチ前で菊池のキャッチボール相手をするなど精力的に楽しんでいる。「成績は気にしなくていいし、とにかく楽しみたいよ」。観戦に訪れた家族とともにハッピーな気分で球場を後にした。 (小畑大悟)

■通算5戦目「ありがたい」

 全パの工藤監督が、球宴通算5試合目の指揮でようやく監督初勝利を飾った。過去全パを率いた2015年は2敗、16年は1敗1分け。この日も初回に大量5点を先制しながら追いつかれる苦しい展開となったが、終盤にデスパイネの適時打などで突き放し初白星を手にした。試合後は「ありがたい。うれしいです」と、顔を紅潮させ素直に喜んだ。

 第1戦のスタメンは、1~3番まではリーグ打率ランキングの上位3人を並べながら、4番以降はすべて大阪にゆかりのある選手を配する「ご当地打線」を形成。第2戦は4月にソフトバンク対ロッテが中止になった熊本で開催されるだけに、ホークス勢や九州出身者を中心にスタメンを組む方針。「熊本でホークスの選手が活躍してほしいし、どんどんホームランを打って熊本の方が楽しくなる試合をしたい」と、全パの連勝に向けて意気込んだ。 (倉成孝史)

=2018/07/14付 西日本スポーツ=

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