SB東浜きょう2カ月半ぶり1軍先発 「復帰」の言葉は使いたくない

キャッチボールで調整する東浜
キャッチボールで調整する東浜
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■0.5差 3位ロッテ戦

 真夏の「再スタート」だ。右肩関節機能不全で戦線離脱していた東浜巨投手(28)が7日のロッテ戦(ZOZOマリン)で、74日ぶりの1軍マウンドに戻ってくる。出場選手登録を抹消された5月26日に貯金1の3位だったチームは、昨季の最多勝右腕を欠く中で浮上しきれず、現在借金2の4位。きょう7日にも自力優勝消滅の可能性があるチームに、背番号16が救世主になる。

 室温35度、空調設備が調整中のため、ZOZOマリンスタジアムに隣接する室内練習場は「サウナ状態」だった。何度も汗をぬぐいながら、東浜は2カ月半ぶりの1軍マウンドに向け、ダッシュやキャッチボールなどで念入りに調整した。4度の実戦登板で、不安があった右肩の状態も万全に仕上げてきた。背番号16は「8・7」から再出発であることを強調する。

 「復帰という言葉は申し訳ない。ここから再スタートだと思っている」

 期する思いがある。昨季は16勝を挙げて、自身初のタイトルとなる最多勝に輝き、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。今季はさらなる飛躍を期待されたが、コンディションに不安を抱える中で1勝5敗、防御率4・88と納得いかない成績のまま、右肩関節機能不全で戦列を離れた。

 柱を欠いた先発陣は安定感を欠き、チーム防御率はリーグ5位の4・30。先発のクオリティースタート(6回以上自責3以下)はリーグ最少の40試合にとどまっている。東浜が出場選手登録を抹消された5月26日に貯金1で3位だったチームは、浮上のきっかけをつかめないまま。借金2を抱え、きょう7日には自力優勝が消滅する危機にさらされている。

 「先を見ず、目の前のことが大事。また、マウンドに上がるからには、もう一度チームのためになりたいと思う」。常勝軍団がこのまま沈んでいくわけにはいかないことを、東浜も理解している。

 精悍(せいかん)に日焼けし、すでに1軍に合流している右腕に、指揮官も期待を寄せる。「表情も明るいし、もう一回やってやろうという気持ちが出ている」。工藤監督も東浜がローテーションに戻ってくることを、心待ちにしていた。0・5ゲーム差の3位ロッテとの直接対決。まずは、目の前の壁から越えていく。 (鎌田真一郎)

=2018/08/07付 西日本スポーツ=

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