ソフトB工藤監督、計算済み「必勝継投」的中 西武戦見据え

5回から2番手で登板、2イニングを無失点のモイネロ
5回から2番手で登板、2イニングを無失点のモイネロ
写真を見る

 ◆楽天2-13ソフトバンク(12日・楽天生命パーク)

 計算済みの「必勝継投」だった。5点リードとなった5回、首脳陣に迷いはなかった。勝利投手の権利目前の先発武田をスパッと1軍昇格したばかりのモイネロに代えた。「早いイニングから準備をしていたし、2イニングいく調整をしていた」。キューバ出身の左腕は期待に応え、テンポよく2回を6人で打ち取り、5勝目を手にした。

 「(武田は)救援での登板もあったので、きょうはいけるところまでと。万が一、失点するようならすぐに投手をつないでと考えていた」と工藤監督が試合後にゲームプランを明かした。必然の継投だった。

 武田は1回1死一、二塁のピンチを併殺で打ち取ると2、3回は三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せた。4点リードになった4回に、先頭から3者連続四球を与えると内田、藤田の連続犠飛を許しノーヒットで2失点。ここまでで72球を要していた。

 6日のロッテ戦に登板した大竹を16日の西武2戦目(メットライフドーム)に回したことで、空いたこの日の先発として武田に白羽の矢が立った。最後に先発した8月23日の日本ハム戦(東京ドーム)では89球を投げた。それ以降、中継ぎに配置転換され4試合に登板。9月7日オリックス戦(ヤフオクドーム)でも登板し、中4日のマウンドだった。

 武田は「点を取ってもらった直後で慎重になりすぎてしまった」と振り返りながらも「チームが勝ったことが何より」と早期降板の意図はしっかり理解していた。「(交代は)次の西武戦も見据えてのこと」と倉野投手統括コーチが言うように、武田には再び「第2先発」としての任務が与えられる。

 7回以降も石川、嘉弥真、高橋礼が無失点リレー。次カードを見据えたプランがはまり、4連勝でついに西武とは3ゲーム差となった。獅子の姿をしっかり射程圏にとらえ、15日からの天王山に向かう。 (鎌田真一郎)

=2018/09/13付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ソフトバンクホークス選手の写真販売中!

西日本新聞のイチオシ [PR]