「スーパーボックス」に行ってみた【前編】どこから入ってどう過ごす?/ヤフオクD観戦ガイド

ヤフオクドーム「スーパーボックス」バルコニーでの応援風景。モデルは「ハニーズ」NOAさん(右)とMAYUMIさん
ヤフオクドーム「スーパーボックス」バルコニーでの応援風景。モデルは「ハニーズ」NOAさん(右)とMAYUMIさん
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ヤフオクドームの「スーパーボックス」来場者を案内するメーンエントランス受付スタッフ
ヤフオクドームの「スーパーボックス」来場者を案内するメーンエントランス受付スタッフ
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ヤフオクドームのメーンエントランス内に展示されているメルセデス・ベンツ。写真は「CLS 450 4MATIC スポーツ」
ヤフオクドームのメーンエントランス内に展示されているメルセデス・ベンツ。写真は「CLS 450 4MATIC スポーツ」
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ヤフオクドーム「スーパーボックス」内。写真は8人部屋
ヤフオクドーム「スーパーボックス」内。写真は8人部屋
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ヤフオクドームの「スーパーボックス」8人部屋のバルコニー
ヤフオクドームの「スーパーボックス」8人部屋のバルコニー
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 2018年シーズン現在、ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームには30もの席種がある。どの席で見るべきか? チケットを確保するには? 西日本スポーツ読者の観戦の一助にと、球団の協力を得つつ、忖度しないで座席をレビューする。今回は特別編として「スーパーボックス」を前後編で特集してみた。【前編】

 ※各項目は5点満点

 快適さ ★★★★

 チケットはA4版の冊子になっている。人数分の入場券が切り離せ、それぞれ異なるソフトバンク選手の写真入り。このあたりから特別感があって良い。入り口は2カ所。一つは通常のゲートと同じレベル、3階の「スーパーゲート3」。もう一つは1階のメインエントランスだ。こちらは関係者入り口の横にある。

 どちらにもスタッフが常駐しているが、1階の内装はスーパーボックスの中でもグレードの高い「メルセデス・ベンツ プレミアムスイート」のコンセプトに基づいている。ホテルを思わせるフロントデスクや、メルセデス・ベンツの実車展示などもあり、ここから入ってみるのがいい。

 各階へはエレベーターでアクセスする。「~プレミアムスイート」は4階で、「スーパーボックス」は5、6階。後者は16席、10席、8席の3種類の部屋があり、今回は5階の8席部屋に入った。

 部屋は、新しくはないビジネスホテルの客室といった趣。スタンドの「○○ソファシート」のようなクッション仕様ではなくて、本物のソファが椅子だ。入り口付近に空調のツマミ。これも、ちょっと昔のホテルライクな弱中強の3段階。効きは良いので弱(表示はL)で十分と感じる。隣のツマミは館内放送で、普段はオフにしてある。オンにして大中小3段階の音量で聞くこともできるが、場内アナウンスはともかく、スタジアムDJの声も入り、うるさく感じるだろう。

 食事には事前予約メニューと当日注文メニューがある。当日注文メニューは内線か、備え付けのiPadで注文。金曜日のナイターだった取材日は、注文から20分前後で運ばれてきたが、球場内のピザ店(こちらは内線のみ)に注文したものは30分以上かかり、そもそも電話が非常につながりにくい状況だった。

 ドリンクは備え付けの冷蔵庫いっぱいに冷やしてある(有料)。飲食とも持ち込み禁止で、コンコースの売店で購入したものも持ち込めない。利用約款の「禁止行為」に定められているので、球団に聞いたところ違反すると没収、悪質な場合は退室となる可能性も、あるにはあるそうだ。

 【後編】でレビューする強気な価格設定の飲食メニューを売るためでもあるのだろうが、お気に入りの選手メニューなど、球場グルメを部屋で楽しめないのは残念ではある。

 試合の7回終了でスタッフがラストオーダーを確認し、その後、精算に来るが、ちょうど目が離せないタイミングと重なることがある。イニング間とは言わないので、ここは打席終わりでノックするなど、工夫してもらいたいと感じた。会計は部屋でも、エレベーターを出てすぐのラウンジでも、どちらでもできる。

 観戦体験 ★★★

 試合開始の2時間前から入室ができる。球団は法人利用者向けに、会議→そのまま野球観戦というシーンを提案している。利用時間は試合終了30分後まで。利用時間で料金は変わらないし、試合がサクサク終わってしまわないとも限らない。ビジターチームの練習や、試合前の演出まで存分に楽しめるしで、せっかくだったら早めの来場がいいだろう。もちろん後から合流する人に、ゲートまでチケットを渡しにいくのは問題ない。

 全室に付くバルコニーには人数分のシートがある。座り心地は、簡単にいえば「市民ホールのはね上げ式椅子」。隣の部屋のバルコニーとを隔てるついたては腰の高さまでしかなく、良くも悪くも風通しが良い。

 視界に引っかかるのは防球ネットのワイヤーぐらいだが、1階の高さにあるグラウンドは遠い。バルコニーで観戦するのは、注文した飲食待ちの間や、よっぽど盛り上がる場面、あとは7回裏攻撃前の風船飛ばしのときで、あとはついつい部屋に備え付けの42型テレビで見がちになる。

 グラウンドに背を向けて置いてあるソファは配置を変えた方が、全員がテレビ・グラウンド方向を見やすいのではないかと感じた。

 打球の危険度 (★0)

 打球が飛んでこない代わりに、気を付けたいのは落下物。バルコニーからドリンクをこぼした、何かを落としたという例が後を絶たない。落下物に気をつけるというより、やってしまわないように気をつけよう。

 ※読者の方のヤフオクドームでの試合観戦中の事故、また試合観戦に関係するその他のトラブルについて、西日本新聞社では一切の責任を負いかねます。

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