ソフトB「下克上ローテ」先陣はミランダ CSファーストS

キャッチボールで力強く投げ込むミランダ
キャッチボールで力強く投げ込むミランダ
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 「下克上ローテ」の先陣はタフネス左腕! 福岡ソフトバンクのアリエル・ミランダ投手(29)が、13日の日本ハムとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)第1戦に先発することが10日、分かった。17日に開幕する西武とのCSファイナルSでの中4日先発なども見据えたもので、球団初の「下克上日本一」へのキーマンとなりそうだ。3試合制の超短期決戦となるCSファーストSの第2戦は千賀、第3戦までもつれた場合は東浜が先発する見込みだ。

 7月中旬に新加入して6勝を挙げた左腕が「下克上」の先陣を切る。13日の第1戦先発に抜てきされたミランダはトレードマークの笑顔を封印。「登板間隔が短くなることも想定している。準備していくよ」。ポストシーズンでのフル回転も辞さない覚悟を示した。

 3試合制のCSファーストS。1勝の重さが増す超短期決戦を前に、日本ハムには唯一の対戦で苦手意識をしっかりと植え付けた。9月23日にヤフオクドームで7回途中無失点。フォークとチェンジアップを巧みに織り交ぜ、近藤の内野安打1本しか許さずに白星を手にした。

 ミランダの想定通り、首脳陣は西武とのCSファイナルSも見据える。2016年は米大リーグのマリナーズで先発ローテの一員だった左腕は、中4日での先発経験も豊富。敵地でリベンジを期すファイナルSでは、18日の第2戦に中4日で先発する可能性もある。

 チームはメットライフドームで今季3勝9敗ながら、ミランダは9月29日に7回1失点で今季5勝目。栗山の満塁弾で唯一の黒星を喫した同17日の敵地初登板からの修正に成功した。8月25日のヤフオクドームでの初対戦では8回まで無安打の快投で勝利投手になるなど、登板3試合で2勝1敗と勝ち越している。

 CSファーストSはミランダに続き、第2戦はチームトップタイの13勝を挙げた千賀を投入して必勝態勢を敷く。第3戦にもつれた場合は、右肩不調から復帰して6連勝でレギュラーシーズンを終えた東浜に託す構えだ。17日のファイナルS第1戦は、バンデンハークが先発するとみられる。

 07年からのクライマックスシリーズに、ホークスは2位、3位で計4度出場しているが、「下克上」を成したことは一度もない。ヤフオクドームでの全体練習前、工藤監督は「(CSまでの)3日間を有効に使ってほしい。悔いのない試合をできるようにしよう」と呼び掛けた。ポストシーズンを突破し、必ずリーグ2位から頂点を勝ち取る。

=2018/10/11付 西日本スポーツ=

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