ソフトB、CSの勢いどこへ…21イニング3点 王会長「仕切り直し」 ジョンソンには交流戦でも大苦戦

4回1死一、三塁、空振り三振に倒れた柳田
4回1死一、三塁、空振り三振に倒れた柳田
写真を見る

 ◆SMBC日本シリーズ2018:第2戦 広島5-1ソフトバンク(28日・マツダスタジアム)

 レギュラーシーズンで202本塁打の強力打線が敵地広島で空転した。2試合、21イニングでわずか3得点。西武とのCSファイナルSの5試合で44得点した姿はなく、王球団会長も「相手投手がよく、先に点を取れなかった。とにかく本拠地に戻って仕切り直し」と無念の表情を見せた。

 延長12回の死闘の末に第1戦を引き分けた結果を踏まえて動いた。守備の不安を承知の上で、前夜に代打で唯一の打点を挙げたデスパイネを5番左翼でスタメン起用。左腕ジョンソン対策で川島を1番二塁で起用するなど、野手のスタメンを4人入れ替えた。

 必勝を期した「攻撃型オーダー」も、先発のジョンソンを打ちあぐんだ。主に内角を突く配球は「想定内」も、ミスのない制球の前に3回まで無安打。工藤監督も「(巨人を8回1失点に抑えた)CSに匹敵するぐらいよかった。うちの打者も調子は悪くないが相手が上回った」と認めた。

 3点を追う4回には初めて好機をつかんだが、後続を断たれた。川島の四球と今宮のチーム初安打などで無死一、三塁。ここで3番グラシアルは遊直に倒れ、4番柳田も内角のシュートでえぐられ空振り三振。5番デスパイネも遊ゴロ。強力なクリーンアップも天敵左腕に手玉に取られた。

 ジョンソンには6月16日の交流戦でも6回で1点しか奪えずに大苦戦。今シリーズでも再び対戦する可能性があるだけに、いつまでも手をこまねいているわけにはいかない。藤本打撃コーチも「想像以上に制球が良かったけど、打てない、では困る。次はもっと狙いを絞って」と強調した。

 マツダスタジアムでの2試合は、いずれも広島に先制された。CSファイナルSでの4勝は全て先制点を挙げて、そのまま勝ちきったものだ。30日の第3戦からの3試合は本拠地ヤフオクドームで、慣れ親しんだDH制も採用される。第2戦はわずか4安打に封じられ、まだ本塁打も出ていない打線の復活を図り、勝ちパターンを取り戻す。 (山田孝人)

=2018/10/29付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]