ソフトB工藤監督、「走塁改革」本多新コーチに託す! 今季の盗塁数トップ西武とは52個差

柳田は40発40盗塁!?
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上林トリプルスリー!?
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「走塁改革」を掲げる工藤監督の期待に応えられるだろうか。今宮
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「走塁改革」を掲げる工藤監督の期待に応えられるだろうか。牧原
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ホークス最近5年の年度別打撃成績
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 走塁改革でV3! 福岡ソフトバンクは8日、来季のコーチングスタッフを発表した。新任では、今季限りで現役を引退した本多雄一内野手(33)を1軍内野守備走塁コーチに起用。工藤公康監督(55)は、ともに盗塁王タイトルの獲得経験がある村松有人1軍外野守備走塁コーチ(45)との「通算612盗塁コンビ」に、今季リーグ5位の80個にとどまった盗塁数の増加を期待した。3年連続日本一へ向けて、1軍はきょう秋季キャンプ地の宮崎に入る。

 日本一決定からわずか5日。つかの間の休息を挟み、工藤監督は早くもV3へ向けてのスタート準備を整えた。ヤフオクドームを訪れ、球団職員らに日本一の報告とお礼のあいさつ。きょう9日に、秋季キャンプ地の宮崎に入る。球団は8日に来季の組閣を発表。注目は、新任の本多1軍内野守備走塁コーチだ。3年連続日本一のかかる来季へ向けた、指揮官の強いメッセージが込められている。

 「来年の課題というところでは走塁だったり、盗塁の数を増やしていくところだったりがある。本多君は今年までそれを実践していた選手。(自分が)選手くらいの感覚で、教えてほしい。いろんな(走塁の)技術も持っているし、彼の性格もチームのプラスになる」

 本多新コーチに託すのは「走塁改革」だ。2年連続日本一は果たしたが、シーズンは6・5ゲーム差の2位。今季の戦い方を洗い直し、指揮官は走塁力アップを来季へ大きな課題の一つとした。特に今季の盗塁数はリーグ5位の80で、トップの西武とは52個差。本塁打数は「獅子脅し打線」を上回る202本をマークしながら、総得点は西武の792点を100点以上下回る685点だった。

 「他球団のいいところは取り入れるべきだし、学んでいかないと。盗塁の数を増やすのももちろんだけど、投手というのは走られたくないので(盗塁、走塁の)意識を高く持つことで、投手の失投につながることもある」

 工藤監督は盗塁数の増加だけでなく、全選手が走塁への意識を高く持つことが、相手投手へかける重圧につながり、それが得点力アップにつながると強調する。本多コーチは2010年に59盗塁、翌11年に60盗塁でタイトルを獲得。同じく1996年に58個で盗塁王を獲得した村松外野守備走塁コーチも、今季までの2年間でチームの走塁力向上を継続して目指してきたが、V3に向けて走のスペシャリスト2人態勢で、足からの得点力アップを図る。

 村松コーチは「今季も(盗塁数を)伸ばそうと思っていたが、数が伸びなかった。走れる選手はいっぱいいる。柳田は40個でフォーティーフォーティー(40本塁打40盗塁)、上林は30個でトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を目指してほしい」と、まずは個々のモチベーションを上げる構えだ。本多コーチが通算342盗塁で村松コーチが同270盗塁。「612盗塁コンビ」が、リーグV奪回と3年連続日本一の大きなカギを握る。 (倉成孝史)

=2018/11/09付 西日本スポーツ=

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