ソフトB柳田「U.S.A.」ウェアに身を包み…地獄キャンプ大歓迎 覇権奪回への思い

ど派手な星条旗柄のウエアで選手会納会ゴルフに参加した柳田
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スイングする柳田
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ホークス選手納会ゴルフの主な成績
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 ギータが「地獄巡り」の先陣を切る! 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)が3日、来春の「地獄キャンプ」を大歓迎した。工藤公康監督(55)は故障者続出が響いてリーグ連覇を逃した今季を踏まえ、来年2月の宮崎春季キャンプでは第2クールまでランニング中心のメニューを課す方針。タフな選手会長はチームの先頭に立ち、2年ぶりのリーグ優勝と3年連続日本一による「完全V」の基礎をつくる覚悟だ。

 「DA PUMP」の大ヒット曲「U.S.A.」をイメージしたオーダーメードの「USAウエア」に身を包んだ選手会長が深くうなずいた。3日の選手会納会ゴルフのプレー後。2日に工藤監督が発した「地獄キャンプ」の予告を大歓迎したのは、日本シリーズ後の日米野球まで大活躍を続けた柳田だった。

 「走ることは、すごく大事だと思います。そりゃ、すごくしんどいですけどね…。走ったら体も強くなるから」。この日は日米野球の際にナショナルズのソトにもらったキャップをかぶってプレー。故障防止を重視する工藤監督の意図は誰よりも理解していた。

 今季は故障者が続出し、チームの全試合出場は松田宣と上林の2人だけ。3年ぶりの首位打者となり、自己最多の36本塁打と102打点を記録した柳田も、7月末の首痛などもあって13試合を欠場。過去には最終盤の故障などで欠場を強いられた苦い経験がある。

 来年の宮崎春季キャンプは第2クールまで走ることが中心となる方針。若手、ベテランを問わずにほぼ同様のメニューとなる見込みだ。柳田も「必要なことだと思います」と力を込める。今オフの自主トレは例年よりも大幅にランニングメニューを増やす予定だ。

 「自分も自主トレできっちり走ります。しっかり準備をしたい」。そう語る柳田ら野手陣だけでなく、今季は誰も規定投球回に届かなかった投手陣も思いは同じだ。右肩の不調で2カ月半戦列を離れた東浜は「走ることは基本。原点回帰しないと」と歓迎した。

 「地獄巡り」の先陣を切り、チームを引っ張る覚悟の柳田は「勝つためにはやるしかないからね」とナインの思いを代弁する。来季の目標はあくまでリーグ優勝&日本一での「完全V」。来季は宮崎春季キャンプで苦しみ抜いて、実りの秋を完全無欠の笑顔で締めくくる。 (山田孝人)

 ◆選手会納会ゴルフ、TNCで28日放送予定

 福岡ソフトバンクの選手会納会ゴルフが3日、福岡県朝倉市の福岡センチュリーゴルフクラブで開かれた。選手、スタッフ、関係者ら97人が参加。ダブルペリア方式で争われ、ネット70.8(グロス102)で村上誠一用具担当が優勝した。選手では武田がネット73.2(グロス96)で最高の3位に入った。ベストグロスは内之倉隆志1軍ブルペン担当の84。ラウンドの模様は28日午前9時50分から、TNCテレビ西日本の特番で放送予定。

 ◆ソフトバンクの今季の主な故障者

 投手 和田が春季キャンプで左肩の違和感を訴えて離脱。4月は岩崎、サファテがそれぞれ手術を受け、千賀も右肘周辺の張りで出場選手登録を抹消された。5月には東浜が右肩関節機能不全で離脱した。

 野手 春季キャンプで高谷、栗原がそれぞれ負傷し、捕手不足の非常事態に。5月にはグラシアルが左手薬指を骨折、内川が左足首打撲などで抹消された。6月は今宮が右肘関節炎で戦線離脱、8月は内川、デスパイネが相次ぎ故障すると、9月は頭部に打球を受けた柳田や、試合中に負傷した今宮、牧原が戦列を離れた。

=2018/12/04付 西日本スポーツ=

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