ソフトB西田、600万円増で更改 亡き恩師・星野氏の言葉支えに

契約更改し記者会見に臨む西田
契約更改し記者会見に臨む西田
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 突き上げる! 福岡ソフトバンクの西田哲朗内野手(27)が4日、来季のレギュラー奪取を誓った。昨年の秋季キャンプ中に楽天からトレード移籍した内野のユーティリティーは、今季は72試合に出場。ポストシーズンでも活躍して2年連続の日本一に貢献した男は、中堅世代の一人としてチームの戦力底上げの一翼を担い、常勝軍団の維持に貢献する決意だ。同日はヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、600万円増の1800万円でサインした。(金額は推定)

 新天地でも日本一を経験した西田が、世代交代期を迎えているチームへの思いを口にした。「レギュラーの年齢も上がってきた。僕らの年代が突き上げないと、ホークスの力は落ちていく。それは嫌だし、常勝軍団の強いホークスの一員でいたい」と言い切った。

 9月に27歳となった今季は72試合に出場し、内野のユーティリティーとして活躍。西武とのクライマックスシリーズファイナルステージでは負傷で戦列を離れた今宮に代わる遊撃に入り、12打数7安打、打率5割8分3厘と打ちまくり、広島との日本シリーズ第6戦は決勝スクイズを決めた。

 ポストシーズンでも存在感を見せた西田への期待は高い。来季は三塁手の松田宣が36歳、一塁手の内川は37歳となる。契約更改交渉でもレギュラー争いへの参戦を“厳命”されたといい、三笠球団統括本部長も「首脳陣が起用に迷うレベルになってほしい」とした。

 勝利を最優先して、これまでレギュラーへのこだわりはあまり口にしなかったが、この日は「結果を残せば近づくのでは。打率は3割近くを」と口にした。レギュラーシーズンは打率2割1分1厘で4本塁打ながら、後半戦の好感触を来季につなげるつもりだ。

 今年1月に他界した星野仙一氏の思いにも応える覚悟だ。楽天監督時代に抜てきを受け、昨年11月の移籍時に「移籍してもおまえは絶対やれるから」と激励された。今季は亡き恩師が監督時代に着けた背番号の「77」を帽子のつばに記してプレーしたという。

 「(星野氏の)あの言葉を常に胸に刻んで、プレーしてきた。来季はリーグ優勝、そして日本一へ頑張りたい」。今オフの自主トレは例年通り岡山県倉敷市で行う。星野氏の故郷で体をいじめ、常勝軍団での定位置奪取への基礎をつくり上げる。 (山田孝人)

=2018/12/05付 西日本スポーツ=

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