日本一ハワイV旅行 タカ戦士はどう過ごす? 工藤監督は「読書漬け」

ハワイに出発、手を振る柳田と工藤監督
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空港で笑顔を見せる工藤監督
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ゴルフバッグを手に、搭乗手続きへ向かう柳田
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ハワイへ出発する内川
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V旅行へ出発する大竹
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V旅行へ出発する加治屋
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 「下克上V旅行」が来季へのスタート! 2年連続日本一に輝いた福岡ソフトバンクが10日、福岡空港発のチャーター機で米ハワイ州への優勝旅行へ出発した。「ゴルフ漬け」でのリフレッシュを宣言する選手がいる一方、来季へ向けたトレーニングに汗を流す予定の選手もいるなど、現地での過ごし方は人それぞれ。工藤公康監督(55)は「監督力向上」へ読書宣言。常夏の島での短い日々を、完全Vを目指す“熱い”来季への第一歩とする。

■「マネジネントの本とか」6冊

 工藤監督は、指揮官として3度目のV旅行を「読書の常夏」にする。2015年、昨年と過去2度のハワイは名球会イベントも重なったために多忙だったが、今回の行事は初日のパーティーと2日目のゴルフだけ。「時間もあるし、今回は本を読もうと思っている」と、6冊の本をバッグにしのばせた。

 タイトルこそ明かさなかったが「マネジメントの本とか。読んでいる間も野球のことを考えないことはない」と、全ての読書を「監督力」の向上につなげる考えだ。福岡空港からは三女とともに出発。現地で妻と次男も合流する予定だ。「子供たちにも付き合ってあげたい」と、シーズン中はなかなかできない家族サービスにも力を注ぐ。

 「頑張ってきた選手、スタッフやその家族のみなさんが楽しんで、いい思い出をつくってほしい。ホッとする時間はすごく大事。来年に向けて、英気を養ってもらえれば」。来季の完全Vへ向けて、常夏の島で指揮官も心と体を整える。 (倉成孝史)

    ◇      ◇

 福岡空港の国際線ターミナルに、リラックスした表情のV2戦士が集った。球団初の「下克上」を果たしての日本一。大きな喜びを常夏の島で分かち合うため、工藤監督、コーチ、選手、スタッフやその家族ら計234人が中華航空のチャーター機で旅立った。

 現地でウエルカムパーティー、球団ゴルフの行事があるが、16日の帰国まで大半は自由時間。2014年以来、4年ぶりの参加となる選手会長の柳田は「ゴルフに2ラウンドは行く。家族が欲しいものも買ってあげたい」と趣味と家族サービスにいそしむつもりだ。

 「楽しみます」と宣言した主砲の“目標”は来季へ向けたリフレッシュ。今季は2度目の首位打者、4年連続の最高出塁率のタイトルを獲得し、36本塁打と102打点はいずれも自己最多。日米野球でも活躍を見せるなど大車輪の働きだった1年の疲れを癒やす。

 温暖な気候を生かして始動する選手もいる。内川はV旅行終了後も現地に残り、グラウンドを借りて自主トレを行う予定だ。「帰ってきていきなり体を動かすのもしんどいから」とバットも持ち込んで、19年目の来季へ向けた打撃練習なども早々と行う予定だ。

 通算2000安打を達成した今季は右膝痛などの影響もあって、11年のホークス移籍後では最少の71試合出場にとどまった。「向こうは暖かいので、野球で遊びたい、そんな感じですかね」。36歳の主将はそうおどけたが、来季に懸ける思いは誰よりも強い。

 1年目の今季は3勝を挙げた大竹は「親子鷹」で親孝行と自主トレを行う。V旅行は両親も参加。「グラブを二つ持ってきました。父とハワイでキャッチボールをします。高校以来かな。体も動かしたいし」。2桁勝利を目指す2年目への準備を抜かりなく進める。

 今季はリーグ最多の72試合に登板した加治屋も「家族サービスとサーフィンをします。(サーフィンは)体幹が鍛えられる」と体を動かすつもりだ。パ・リーグの覇権奪回、そして1990~92年の西武以来となる3年連続日本一を見据え、それぞれの方法で来季への第一歩を記す。 (山田孝人)

=2018/12/11付 西日本スポーツ=

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