ソフトB来秋ドラ1候補は157キロ佐々木ら高校ビッグ3 奥川、西とともに密着マーク

(左から)創志学園・西、大船渡・佐々木、星稜・奥川
(左から)創志学園・西、大船渡・佐々木、星稜・奥川
写真を見る

 「高校ビッグ3」密着マーク! 福岡ソフトバンクが来秋のドラフト1位指名候補として、岩手・大船渡高の佐々木朗希、岡山・創志学園高の西純矢、石川・星稜高の奥川恭伸と3人の高校生投手(いずれも2年)をリストアップしていることが30日、分かった。他球団も最上位指名候補として注目する佐々木は、甲子園出場経験はないが最速157キロを誇る右腕。甲子園で実力を実証済みでいずれも最速150キロを超える西、奥川と合わせ、将来のエース候補を注視していく。

 根尾、小園、藤原と1位での重複指名があった今年同様、2019年のドラフト候補も高校生に逸材がそろう。野手に目玉が多かった18年とは対照的に、来年の注目は投手。永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長は「現時点で、ずっと見続けていかなければいけない3人であることは間違いない」と、高校生3投手への密着マークを来秋まで各担当スカウトに続けさせる考えを示した。

 筆頭は「みちのくの怪腕」佐々木だ。189センチの長身から繰り出す直球はコンスタントに150キロ台を記録し、今秋の岩手県大会1回戦の盛岡三戦では自己最速の157キロをマーク。すでに日本球界だけでなく米メジャー球団のスカウトも岩手までチェックに訪れており「今年(18年)でも競合ドラ1の力」と評価した球団もある。

 今秋には早くも日本ハム栗山監督が「俺が決めるんじゃないけど『佐々木、佐々木』とずっと言ってる」とエンゼルス・大谷と同じ岩手出身の右腕へラブコール。秋の県大会で4位に終わり来春のセンバツ出場こそ絶望的だが、大注目の右腕だ。

 佐々木とは違い、すでに甲子園で実力を実証した2投手も追いかける。1人は夏の甲子園の開幕戦で自己最速の150キロを記録した星稜の奥川。2年生が甲子園で150キロ以上を計測したのは05年田中(駒大苫小牧)、11年大谷(花巻東)、13年安楽(済美)に次いで4人目の快挙だった。奥川はU18日本代表にも2年生で唯一選出。夏の甲子園を現地で視察した際に永井本部長は「来年にかけてもっと伸びる」と評している。

 同じく最速150キロを誇り、今夏甲子園1回戦の創成館(長崎)戦で16奪三振の完封勝利をマークした創志学園の西も注視していく。永井本部長は「ハートの強さもプロ向き」と評価。3投手以外でも横浜高の182センチ左腕・及川ら好素材がひしめいており、常勝軍団構築へ向けて19年もタカのスカウト陣が、高校生の逸材に密着マークを続けていく。

■最速157キロ「みちのくの怪腕」

 ◆佐々木朗希(ささき・ろうき)2001年11月3日生まれ。岩手県陸前高田市出身。大船渡第一中では軟式野球部に所属。今秋の県大会1回戦の盛岡三高戦では自己最速の157キロをマーク。右投げ右打ち。

■今夏甲子園16K完封

 ◆西純矢(にし・じゅんや)2001年9月13日生まれ。広島県廿日市市出身。阿品台中では「ヤングひろしま」でプレーし、2年夏の全国大会で優勝。創志学園高では1年春の中国大会からベンチ入り。右投げ右打ち。

■2年生で唯一U18代表

 ◆奥川恭伸(おくがわ・やすのぶ)2001年4月16日生まれ。石川県かほく市出身。宇ノ気中では全国中学軟式野球大会でエースとして優勝。星稜高では1年からベンチ入りし、1年秋にはエースとして県大会優勝。右投げ右打ち。

=2018/12/31付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]