ソフトB長谷川勇“ぼっち自主トレ”スタート 34歳フォーム改良着手

黙々とティー打撃に汗を流す長谷川勇
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ノックを受ける長谷川勇
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 34歳でレギュラー再奪取! 福岡ソフトバンクの長谷川勇也外野手(34)が6日、筑後のファーム施設で「ぼっち自主トレ」を始動した。2013年に球団記録の198安打をマークしたタカの打撃職人は、さらなる進化を求めてフォームの改良に着手。昨季は55試合の出場にとどまり、代打での出番も多かったプロ13年目のベテランが、孤独トレで自慢の打棒に磨きをかけ、激しいスタメン争いに殴り込みをかける。

■筑後でみっちり3時間

 独特の表現でレギュラー再奪取への意欲を語った。「とりあえずいいバッティングをすればいい。めちゃくちゃ打てばいい。(首脳陣が)試合に使わないといけないようにすればいい」。この日から本格的に自主トレをスタートさせた長谷川勇は額に大粒の汗を浮かべながら言葉をつないだ。

 ランニングやキャッチボール、マシン打撃などみっちり3時間の練習メニューに、「その日のコンディションを見極めながら、自分のペースで練習ができる」と“ぼっちトレ”の意義を強調。2017年11月に右足首を再手術したことで、昨年1月はジョギングなど軽い運動しかできなかった。「できることもあまりなくて、そのままシーズンに入ってしまった。今年はじっくりトレーニングできている」と確かな手応えを感じている。

 14年オフに初めて右足首にメスを入れた影響もあり、15年は30試合の出場。16年は122試合に出場したが規定打席には1打席届かなかった。17年は23試合、18年は55試合出場と、4年連続で規定打席到達のシーズンはなし。34歳で迎える今季のレギュラー取りは険しい道にも見えるが、諦めるつもりはない。「自分のバッティングはまだまだ進化させられる。現状のままでいいという練習じゃなく、もっと理にかなった打ち方ができるんじゃないかと考えることが大事」と探求心は尽きない。

 この日の練習ではフォーム改良に取り組んだ。長谷川勇と言えばバットを構える前に体やバットを傾ける独特のルーティンでおなじみだが、そこに新たな動きを加える試みだ。「感覚的なものなので説明するのは難しい。まあ遊びですよ」とけむに巻いたが、「しっくりくるフォームを探している」と、進化を目指す打撃職人に妥協はない。

 昨年末の契約更改では若手に対し「一緒に練習をやっても(練習の意図が)あまり伝わらない選手が多かった」と苦言を呈した。故郷などでトレーニングする選手も多くいるが、この日の筑後の練習場に若手の姿はなかった。「少ないですね。まあ練習に集中できたんでいいですけど」。若手へ厳しくあるためには自身にも厳しくなくてはならない。ベテランは自身を追い込んで新たな道を切り開く。 (長浜幸治)

=2019/01/07付 西日本スポーツ=

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