ソフトB秋山前監督「摂津よ、本当にありがとう」 過渡期支えた右腕との6年

プロ初完封をマークした摂津(左)を祝福する秋山監督=2011年
プロ初完封をマークした摂津(左)を祝福する秋山監督=2011年
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 昨季限りでソフトバンクを退団した摂津正投手(36)が8日、ヤフオクドームで会見し、現役引退することを正式に表明した。

 摂津が入団した2009年が監督就任1年目だった秋山幸二氏(西日本スポーツ評論家)は退任するまでの6年間を同じユニホームを着て過ごした。ルーキーからの2年は中継ぎ、3年目からは先発で起用。チームの過渡期をエースとして支えた右腕に感謝の思いを口にした。

■頼りがいのある投手


 求めた仕事をこなしてくれる。だから、計算が立つし、こちらも試合のイメージをつくれる。実に頼りがいのある投手だった。

 印象深いのが彼が新人の年のオープン戦。1軍の戦力として使えるかどうか、満塁のピンチであえて起用したことがあった。テストの意味合いだった。表情を変えることなく完璧に抑えた姿を見て、リリーフに組み込んだのを覚えている。

 杉内、和田、ホールトンが一斉に抜けた後のシーズン(12年)はしんどかった。先発の大黒柱として彼がローテーションを守ってくれなければ、とても戦えなかった。最優秀中継ぎ投手にも輝いた沢村賞投手なんて他にはいないだろう。

 お礼のメッセージとともに、現役引退の報告を受けた。感謝したいのはむしろ私の方だ。摂津よ、本当にありがとう。(談)

=2019/01/09 西日本スポーツ=

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