ソフトBドラ3野村、質問魔になる!! 王会長の金言即実行

マシン打撃の後、フォームを確認しながら素振りする野村
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10日にあった早実高硬式野球部OB総会に出席し、王会長(左)から激励されるソフトバンク・野村(中央)と日本ハム・清宮
10日にあった早実高硬式野球部OB総会に出席し、王会長(左)から激励されるソフトバンク・野村(中央)と日本ハム・清宮
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 質問魔になる! 福岡ソフトバンクのドラフト3位ルーキー野村大樹内野手(18)=東京・早実高=が12日、高校の大先輩でもある王球団会長の「質問攻めにしろ」という金言を実行する意気込みを示した。10日には同校硬式野球部のOB総会に出席。早速、1学年上の日本ハム・清宮を質問攻めにした。浮かんだ疑問をすぐに解決することで、急ピッチの成長につなげていく。

 新人合同自主トレ第2クール初日も元気いっぱいだ。前日の11日は都内で新人研修会があり、ルーキーたちが筑後の寮に戻ったのは午後11時すぎ。それでも一夜明けると、野村は午前中からダッシュやキャッチボールのメニューをしっかりこなした。

 野村は他のルーキーより一足早く都内に移動し、10日の早実高硬式野球部OB総会に出席。王会長とも顔を合わせた。高校の大先輩でもある会長からプロで大成するための金言を授かった。「コーチを困らせるぐらい質問攻めにしなさい」。オレンジジュースで乾杯した野村は、その言葉を胸に刻んだ。「分からないことはすぐに解決したい性格」。人なつっこく、物おじしない将来の主砲候補は、早速教えを実践した。

■清宮先輩で実践

 OB総会であの先輩と再会した。ドンッ! 肩をたたかれて振り向くと、日本ハムの清宮がいた。1学年上ながら高校時代と変わらない気さくなコミュニケーション。ただ1年目に7本塁打を放った先輩は、野村の目を通すと「大人に見える」と一皮むけたオーラをまとっていたという。

 その先輩を早速質問攻めにした。日本ハムの環境、1軍で対戦した投手の印象…。「球速は上がるし、変化球は桜井さん(DeNA)のスライダーみたいな球を投げる選手が普通にいる(と聞いた)」と野村は語る。桜井は東京・日大三高時代に清宮から1試合5三振を奪った左腕。歴代最多とされる高校通算111本塁打を放った先輩は「清宮キラー」級の投手がゴロゴロいるプロ野球の厳しさを後輩に伝えた。

 もっとも高校通算68本塁打の野村に恐れはない。「楽しみがあります。高校時代は打てて当たり前の部分もあった。上のレベルでどうなっていくか」と胸を高鳴らせた。

 1日800スイングをノルマにする18歳は、11日に帰寮してからも移動の疲れがある中、およそ100スイングして就寝。12日はノルマに達しなかった鬱憤(うっぷん)を晴らすように新人合同自主トレの後、マシン打撃で汗を流した。貪欲なルーキーが、遠慮することなくプロのエキスを吸収していく。 (鎌田真一郎)

=2019/01/13付 西日本スポーツ=

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