ソフトBドラ1甲斐野、千賀にロックオン “菅野流”観察眼で見て学ぶ 「ここぞの集中力」

千賀(手前)の投球を見入る甲斐野
千賀(手前)の投球を見入る甲斐野
写真を見る
千賀(手前)の投球を見入るルーキーたち。右から奥村、重田、杉山、板東、岡本直
千賀(手前)の投球を見入るルーキーたち。右から奥村、重田、杉山、板東、岡本直
写真を見る

 千賀にロックオン! 新人合同自主トレ中の福岡ソフトバンクのドラフト1位ルーキー甲斐野央投手(22)=東洋大=が13日、筑後のファーム施設で練習中の千賀滉大投手(25)を「徹底観察」した。細かな観察を投球に生かしている日本球界を代表する巨人の菅野智之投手(29)にならい、“菅野流観察眼”で憧れの千賀から貪欲に吸収。宮崎春季キャンプでの猛アピールに向けて着々と準備を進める。

 筑後の屋内練習場で体幹トレーニングに励んでいた甲斐野は、千賀がキャッチボールを始めると一挙手一投足に熱視線を注いだ。「じろじろ見ると集中を妨げてしまうので、見ないふりをしながらがっつり見てました」。ただのファン目線で見ていたわけではない。

 日本球界のエース、巨人の菅野の言葉から学んだ観察の重要性を実践したのだ。「打者がホームベースから少し離れたり、バットを短く持ったり。そういう細かい部分まで見ていると菅野さんがテレビで話していて自分も意識するようにした」と明かした。

 昨季13勝を挙げ、ホークスの勝ち頭となった憧れの右腕。力の入ったボールを投げ込む姿に「やっぱりすごいですね。オーラが出ている。テンションが上がりました」。肌で感じた威圧感。プロの舞台で打者を抑え込むために必要な要素をさっそく肌で学び取った。

 大学時代も甲斐野は千賀の投球動画を熱心に見ていたという。「ここぞの時に投げる球はえげつない。自分も厳しい場面で集中力を発揮できるようになりたい」とお手本として今後も徹底して観察を続けていくこと宣言。「春季キャンプで一緒になることがあれば、いろんなことを聞きたい」と貪欲に吸収する構えだ。

 “菅野流観察眼”は千賀にだけ、ではない。この日ブルペンに入ったドラフト2位の杉山(三菱重工広島)の投球もチェック。「あんなに大きい(身長193センチ)のに、フォームのバランスがいい。自分とタイプも似ているし、いい部分はまねしたい」。同期からも成長のヒントを盗んでいる。

 杉山を筆頭に、ハイペース調整を続ける新人選手も多い中、「焦りはない」とマイペースを貫く右腕は20日すぎにブルペンに入る予定だ。体はもちろん、目も頭もフル回転させながら、勝負の場と捉える春季キャンプへの準備に抜かりはない。 (長浜幸治)

=2019/01/14付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]