ギータ&秋山の牙城崩す!ソフトB中村晃、長崎自主トレ公開 目標は初の首位打者

ランニングの後、中村晃の全身から湯気が立ち上っていた
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ロングティーに取り組む中村晃
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 ギータ&秋山超えで首位打者だ! 福岡ソフトバンクの中村晃外野手(29)が14日、長崎市の長崎県営野球場で自主トレを公開し、プロ12年目の今季の目標を初の首位打者に定めた。過去4年で柳田が2度、西武秋山が1度獲得しており、1学年上の2人を上回ることがタイトル獲得の鍵。昨季の打率2割9分2厘はリーグ6位で、打率3割を過去3度記録した球界屈指の巧打者が、2人の壁を乗り越える。

 晴れ渡った長崎の冬空の下で、球界屈指のヒットマンは堂々たる目標を掲げた。近年はチームメートの柳田と西武秋山が主役を演じている首位打者争い。中村晃は超ハイレベルのタイトル争いを見据え、12年目の今季は「(首位打者を)取れたらいい」と明言した。

 柳田と秋山が打率で「ワンツーフィニッシュ」したのは過去4年で3度。しかも、秋山は1度、柳田は2度も3割5分を超えた経験がある。「それ(柳田と秋山)ぐらいの打率を残せれば、自分も満足できると思う。頑張りたい」。自身は未体験の領域を見据えた。

 長打力アップを主眼に置いた昨季は自己最多の14本塁打を放ったが、打率は2割9分2厘。「(3割を)3年打っていないので、難しさも感じている」。2013~15年に3年連続で打率3割を記録した好打者にとって、決して満足のできる数字ではなかった。

 感じたのは難しさだけではない。「昨年の後半のような打撃ができれば」。昨季は終盤の9月に89打数32安打と打ちまくり、月間打率3割6分をマーク。手応えを感じつつレギュラーシーズンを終えただけに、現在も昨オフから取り組むトレーニングを継続する。

 練習公開した14日も早朝から1時間以上のランニングメニューをこなし、グラウンドでも1周300メートルのトラックを約10周し、インターバル走も行った。ウエートトレーニングも含めた土台づくりを昨年同様に徹底的に追求。フリー打撃やロングティーで高い技術にさらに磨きをかけた。

■外野3割トリオ 14年以来結成も

 昨季は全試合出場を果たした上林が打率2割7分と成長。今季はリーグ優勝から日本一に輝いた14年以来の「外野3割トリオ」(柳田、長谷川勇、中村晃)も現実味を帯びる。「柳田さんは毎年すごいけど、上林もあれだけ打った。いい刺激になっている」と笑う。

 14年に176安打で最多安打のタイトルを獲得するなど実績は十分。「全試合出場にもこだわる。本塁打も昨年以上を打ち、全体的なレベルを上げたい」。11月には30歳。名実ともにチームの中心としての働きが期待される打撃職人は、昨季途切れた全試合出場も見据えた。 (山田孝人)

=2019/01/15付 西日本スポーツ=

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