ソフトB東浜と千賀、夜中まで“投手討論” 「二枚看板」復活でV3だ!

投球フォームを撮影して確認しながら投球する千賀
投球フォームを撮影して確認しながら投球する千賀
写真を見る
投球前にウオームアップする千賀(右)と東浜
投球前にウオームアップする千賀(右)と東浜
写真を見る
フォームの指導を受ける東浜
フォームの指導を受ける東浜
写真を見る
写真を見る
写真を見る

■久留米で合同自主トレ

 「二枚看板」復活でV3だ! 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(25)が19日、東浜巨投手(28)とともにフル稼働でチームをけん引することを誓った。福岡県久留米市で行っていた合同自主トレを公開。昨季はいずれも故障に苦しんだ時期があっただけに、動作解析などを行うトレーニングに初参加した先輩右腕と投球理論をじっくり追求。2年連続の開幕投手とともに、先発での自己記録の169投球回、防御率2・61の更新にも照準を合わせた。

■動作解析でフォームチェック

 昨季11勝の西武榎田ら6投手が投球練習を行った合同自主トレ最終日。5番目に登場した千賀の投球は圧巻だった。衝撃音とともに捕手のミットに突き刺さる速球に加え、カットボール、スライダー、カーブに宝刀フォークも交えた45球は迫力に満ちていた。

 「意識や細かい部分もだいぶ変わり、進化して本当にいい形になった。2、3月で調整して、開幕に合わせたい」。右腕の故障で離脱を繰り返した昨季の反省から当初は調整のペースを抑えていたが、鴻江寿治トレーナーが主宰する「鴻江スポーツアカデミー」の合同自主トレが始まった15日からギアを上げた。

 初日からマウンドから投球練習を行い、3日目の17日から3連投。シーズンのフル稼働に欠かせない合理的な投球フォームを追求する中で、投球動作に入る前に捕手へ視線を送る際の動作を最も重視。「立った時点の姿勢が大事」とチェックポイントを説明した。

 千賀の前には、合同自主トレに初参加した東浜が投球練習。「僕と巨さんが負けないように高め合いながら、周りがついてくるような存在にならないといけない」。故障もあって昨季は7勝にとどまった東浜の投球をいろんな角度から見つめ、気付いた点を遠慮なく指摘する場面もあった。

 2017年に16勝で最多勝に輝いた2学年上の先輩と、投球フォームなどをじっくり話し合う機会はこれまでなかった。今回は「(午前)1、2時まで話し合いました」。昨季はともに故障に苦しんだ時期があった「二枚看板」は、深夜まで活発に意見交換した。

 「投手論」も存分に語り合った2人だが、開幕投手争いは互いに譲らない。昨季は初の大役を務めた千賀が「名前が挙がるような投手でいたいし、チームを支えないといけない」と自覚をにじませると、東浜も「今年はやりたい思いが例年以上に強い」と話した。

 「自覚を持って1年戦えば、(成績は)付いてくる。イニング数、防御率は両方とも超えたい」。先発での自己記録となる16年の169投球回、防御率2・61の更新にも照準を合わせた。東浜との「二枚看板」がしのぎを削りながらフル稼働すれば、V3への道は大きく開ける。 (鎌田真一郎)

■東浜 初参加「いい練習できた」

 千賀と同じく開幕投手に照準を合わせる東浜が合同自主トレに初参加した。沖縄県うるま市でのトレーニングを12日に打ち上げ「効率のいい投げ方を身に付けたいと思って」と17日から参加。投球フォームの動作解析などを中心に行い「いい練習ができた。体の使い方とかいろいろなことを学べたので、今後に生かしたい」と手応えを口にした。

▼久留米自主トレ参加メンバー

 ソフトバンク/千賀、東浜、松本、川原
 西武/榎田
 オリックス/松葉
 ロッテ/種市

=2019/01/20付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]