ソフトB工藤監督、千賀ⅤS東浜開幕争い歓迎「キャンプ中に決める」

12球団監督会議に出席するため、会場入りするソフトバンク・工藤監督
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 大役を競い合え! 福岡ソフトバンク工藤公康監督(55)が、今季の開幕投手争いを大歓迎した。22日、東京都内で行われた12球団監督会議に出席。今年初めての公の場で、すでに立候補している千賀滉大投手(25)と東浜巨投手(28)が激しく「開幕」の座を争うことを喜び、春季キャンプ中に決定する方針も示した。2投手が先発ローテの中心として、リーグV奪回と3年連続日本一の原動力になってくれることにも大きな期待をかけた。

■「キャンプ中に決める」

 V3へ向けて、頭も体も充電完了だ。先月下旬に横浜市内の自宅へ戻った工藤監督は、昨年に続き、年明けは米国で最新のトレーニング論などを学び今月17日に帰国。22日夜に1カ月ぶりに福岡へと戻った。「これからしっかりやっていく」。今後は新人合同自主トレの視察や29日の監督・コーチ会議で今季の準備を進めていくが、新聞報道などで知った一つの競争を晴れやかな表情で歓迎した。

 「いいんじゃない、競い合ってくれるのは。自覚の表れ。彼らが開幕を投げたいというのは、1年間(ローテを)守るという気持ちの証しだと思うので」

 指揮官が笑顔で喜んだのは、千賀と東浜による開幕投手争いだ。自主トレ中の東浜が「今年はやりたい思いが例年以上に強い」と初の大役に立候補を表明すると、昨年務めた千賀も「名前が挙がるような投手でいたいし、チームを支えないといけない」と応戦。先発の柱となる強い覚悟がうかがえる両右腕の言葉に、工藤監督は大きな成長を感じ取った様子だ。

 リーグV奪回と3年連続日本一へ向けて、2投手のフル回転は不可欠だと信じている。「去年(東浜)巨は悔しい思いをしただろうし、千賀は開幕をやったけど(登板間隔を)空けながらだった」。ともに故障離脱があった昨季は、球団として62年ぶりに規定投球回に到達した投手がゼロ。今オフにはベテラン和田が「東浜と千賀が柱にならないと。投げる時は中継ぎは休む、ぐらいな雰囲気になってもらいたい」と、「真のエース」への成長を期待したが、指揮官もまったく同じ思いを持っている。

 「開幕を投げるというのは1年間(先発ローテを)守るということ。パッと頭に浮かぶのはこの2人。1年間守って勝ち続けるのがエース。彼らがそうなってくれれば助かるし、期待している」。ブルペンでの仕上がりなどをチェックし「キャンプ中には決めます」と紅白戦など実戦形式のメニューが組まれる2月20日前後には大役を決定する考えだ。ハイレベルな「火花」が、V3への原動力となる。 (倉成孝史)

=2019/01/23付 西日本スポーツ=

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