ソフトBドラ1甲斐野 開幕1軍レース先行逃げ切る! 新人7選手乗馬体験

乗馬体験を楽しむ甲斐野
乗馬体験を楽しむ甲斐野
写真を見る
乗馬体験を終え「奪Sh!」ポーズをとるソフトバンクの新人たち
乗馬体験を終え「奪Sh!」ポーズをとるソフトバンクの新人たち
写真を見る

 開幕1軍へ先行逃げ切り-。キャンプ初の休日となった4日、福岡ソフトバンクのドラフト1位、甲斐野央投手(22)=東洋大=ら支配下新人7選手が宮崎市の「JRA宮崎育成牧場」を訪れ、乗馬体験などを楽しんだ。最速159キロ右腕は実戦練習が始まる第2クールに向けて自身にムチを入れ直し、早い時期からアピールを続けて開幕1軍入りを懸けたレースを勝ち抜く構えだ。

 競馬場デビューに向けてハードな調教を受ける馬が22頭在籍する牧場に、1軍デビューを目指し厳しいトレーニングを積む新人7選手が訪れた。初の乗馬を体験した甲斐野は「最初は怖かったけど、だんだん楽しくなった。いいリフレッシュになりました」と、つかの間の休息を存分に楽しんだ。

 ハードなランニングメニューが中心だった第1クールを終えた甲斐野は「下半身の張りはもちろんある。今は必死についていっているだけ」と振り返る。1月の新人合同自主トレではブルペン投球で最速152キロをマーク。キャンプ初日にはブルペンでボールを受けた甲斐から「球が強い」と高評価を受けるなど、周囲の期待は高まるばかり。それでも本人は「状態はまだまだ。あくまで勝負は実戦の場なので」と至って冷静だ。

■西武・松本航にライバル心

 ここまで調整のペースを抑え気味にしてきた右腕だが、打撃投手として登板が見込まれる第2クールからギアを入れ替える。「打者に対して投げるのは楽しみだけど、しっかり結果を残さないといけないという不安もある。ブルペンでの投球よりも、実戦で抑えることが一番大事」と開幕1軍入りに向けたアピールの重要性を自覚し、自身の体にムチを入れる。

 他球団にドラフト1位で入団した大学出身投手の存在も甲斐野を奮い立たせる。大学で同期だったDeNAの上茶谷のほか、西武の松本航、ヤクルトの清水、巨人の高橋の4人すべてがキャンプでA組に入った。特に自身と同じ兵庫県出身で、西武の開幕ローテーション候補に名前を挙げられている松本航に対して「A組には当然入ると思っていた。大学のジャパン代表でも一緒だったし負けたくない」と闘争心を燃やす。

 投手陣の激しい1軍入り競争に挑む中、自身で“ニンジン”も用意した。「しっかり1年通して1軍で投げられたら、ブランド物の財布を買おうかな」。目標に掲げる1年目での新人王に向け、馬群を抜け出し、積極的な走りで先行逃げ切りを図る。 (長浜幸治)

■杉山さらなる“調教”希望

 甲斐野だけでなく、A組入りした新人3投手も馬との触れ合いでリフレッシュした。「ドM」を自称するドラフト2位の杉山(三菱重工広島)は「キャンプはきついけど、その分楽しい。第2クールはもっと楽しみたい」とさらなる“調教”を希望した。2日の12分間走でA組トップタイとなり、“ステイヤー(長距離戦を得意とする馬)”ぶりを見せつけた同4位の板東(JR東日本)は「実戦に入ってくるので、もっと気持ちを入れていきたい」と強調。同7位の奥村(三菱日立パワーシステムズ)は「26歳という年齢もあるし、実戦形式の練習で結果を出し続けないといけない」と、開幕1軍の“ダークホース”となることを誓った。

=2019/02/05付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]