「ドラフトの順位なんて関係ありませんよ」新井コーチの言葉/プロ野球番記者コラム

フリー打撃に登板した甲斐野(左)の直球に、バットをへし折られる柳田。右端は打席を見守る工藤監督
フリー打撃に登板した甲斐野(左)の直球に、バットをへし折られる柳田。右端は打席を見守る工藤監督
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 第2クールのフリー打撃で柳田のバットをへし折ったドラフト1位甲斐野の評価は急上昇中だ。振り返れば、昨秋のドラフトでホークスは小園(広島)、辰己(楽天)の抽選を外し、最速159キロ右腕を指名していた。平成のドラフトは、92年の松井秀喜をはじめ、07年高校生ドラフトの中田翔、17年清宮幸太郎など、1位競合の野手とはことごとく縁がなかった。

 「ドラフトの順位なんて関係ありませんよ」。語気を強めたのは、11年ぶりにホークスに復帰した新井2軍打撃コーチ。その間に、広島で育て上げた丸や菊池も「ドラ1」ではなかった。

 野手のレギュラーを見渡しても柳田、中村晃、上林は1位ではない。育成出身の甲斐は言わずもがなだ。ここまでのキャンプはランメニューが多かったこともあり、若手野手が目立つ機会が少なかった。「私の指導は常に実戦を意識している」。実戦が本格化する第3クール以降、生きのいい若手の出現を楽しみにする。 (鎌田真一郎)

=2019/02/09付 西日本スポーツ=

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