ソフトB王会長ほれた 育成2年目 砂川リチャードを熱血指導

砂川リチャード(右)に打撃を指導する王会長
砂川リチャード(右)に打撃を指導する王会長
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王会長(左)から直接指導を受ける砂川
王会長(左)から直接指導を受ける砂川
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 金の卵を発見! 王貞治球団会長(78)が育成2年目の砂川リチャード内野手(19)を熱血指導した。初めてB組を視察すると、身長188センチ、体重113キロの体格から生み出されるスラッガー候補の長打力が目に留まり、フリー打撃にくぎ付けに。終了後には身ぶり手ぶりを交えながら、10分以上にわたりアドバイスするなど高い期待を寄せた。

■188センチ113キロの19歳

 主力主体のA組が汗を流すメイン球場から、王会長が今キャンプで初めてB組の練習に足を運んだ。当初は早実高の後輩であるルーキー野村の視察が目的だったが「金の卵」を見つけるとフリー打撃にくぎ付けになった。育成2年目の砂川。王会長は「パワーがある。あれだけ飛ばす力は、後からは付けられない。球を飛ばすというのは天性がほとんどだから」と豊かな才能にうなずいた。

 9日は逆風にもかかわらず、両翼100メートル、中堅122メートルの生目第二に設置されている左翼防球ネット中段に突き刺した。フリー打撃終了後に王会長は、ケージ裏で10分以上にわたって身ぶり手ぶりを交え直接指導。大砲候補に対して「あの力があれば、シンプルに打てば勝手に球は飛ぶ。バットとボールを結ぶように、芯で打つ確率を高めることを意識するように、とね」とアドバイスしたことを明かした。

 沖縄県出身で、米国人の父を持つハーフの砂川。昨年に実兄が米メジャーのドラフトで指名された。年明けには西武山川とともに自主トレに励んだ。王会長は「いいことを教わってきたのでは。山川も力だけで打っていない。芯に当てるのがうまいから本塁打を打てる」と、砂川と同郷で同じく巨漢の本塁打王のように成長することを期待した。砂川も「うれしい。今まではブワ~と力を入れすぎて打っていた。練習して身に付けたい」と「世界の王」の指導に感激の面持ちだ。

 その後も、育成3年目の大本ら数人にアドバイス。「ここまでB組は見られてなかったから。野村も元気そうでいいね」と満足そうに笑う。さらにメイン球場に戻っても打撃力向上が課題の甲斐に鋭い視線を向けた。王会長の精力的な“指導行脚”が、さらなる常勝軍団の構築につながるはずだ。 (山田孝人)

=2019/02/10付 西日本スポーツ=

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