ソフトB上林、打球上げすぎに注意 手本は晃/柴原洋氏の目

西日本スポーツ評論家の柴原洋氏
西日本スポーツ評論家の柴原洋氏
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 上林はもともと飛ばせる力を持った打者だ。ランチ特打でも豪快な当たりを放っていたが、気になる点もあった。打球を上げすぎることだ。右翼に引っ張れば柵越えできるが、中堅から逆方向だと凡打になる。

 本人とも話したが、右利きだけに球を押し込む左手の使い方をいろいろ考えているようだ。飛ばせるといっても、逆方向に狙って押し込めるタイプではない。それだけに、ライナーから少し上の角度の打球を広角に放てば、さらに結果を残せると思う。

 いいお手本がいる。一緒にランチ特打をした中村晃だ。右中間の打球でも、上林に求めたライナーから少し上の当たりだった。上林も特に逆方向へは「ヒットの延長が本塁打」という意識でいい。

 上林は逆方向への長打を増やすことを目指しているという。「逆方向」という言葉が出るあたり、昨年までと比較して、いい意味での野球に対する気持ちの変化を感じる。左翼にも10本塁打は打てると思うし、広角に打てれば、打率も上がる。目標に掲げるトリプルスリーの可能性も十分にある。だからこそ、本塁を中心にした90度をしっかり使う意識を高めてほしい。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/02/11付 西日本スポーツ=

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