ソフトB千賀また“新兵器” カットに続きツーシーム

6回から登板、2イニング2失点だった千賀
6回から登板、2イニング2失点だった千賀
写真を見る

 ◆練習試合「球春みやざきベースボールゲームズ」ソフトバンク1ー2楽天(26日・宮崎アイビー)

 開幕投手に内定している千賀滉大投手(26)が、今春初めての対外試合となった練習試合の楽天戦(宮崎アイビー)で、本格的に習得を目指すツーシームを試投した。4番手として2イニングを投げて2失点ながら、17日の紅白戦で試したカットボールに続く新たな武器には手応えを感じ、納得顔。さらなる進化を追い求めながら「3・29」へ万全の準備を進める。

■2回2失点も収穫

 理想の軌道だった。6回1死、千賀が楽天の左打者山下に投じた外角の152キロ。軌道は外に逃げながら落ちる変化を見せた。本格的に習得に取り組むツーシーム。何とか捉えた山下の打球は投前に。この打球を自らがはじいてしまい内野安打にこそなったが、「いい変化をしてくれた。面白い球だと思う。球速も出るし」。納得の1球にうなずいた。

 右打者の内角にも徹底して投げた。「右の内角はこれまでも普通に投げられていたけど、さらに邪魔な球があればどうなるのか、というのが僕の中であったので」と説明する。ただ7回はツーシームが高めに浮く場面が目立つなど試行錯誤の段階。「まだまだ難しいが練習していきたい」と前を見据えた。捕手の高谷も「山下の時が理想で、他にもいい球はあった。ただ精度を上げていかないといけない」と話した。

 MAX154キロなど力強い真っすぐは連発したものの、ツーシームの試球を織り交ぜたこともあり、2回被安打4の2失点。「課題がすごい見つかった登板でしたね」と苦笑いしたが、全ては内定している2年連続の開幕投手を見据えた上でのこと。貴重な反省材料として前向きに捉えている。

■「まだまだ練習を」

 150キロ超えの真っすぐと代名詞の「お化けフォーク」を軸に、勝利を積み重ねてきた右腕。「真っすぐとフォークだけにならないようにはどうするか。常に自分の中で考えている。投球の幅を広げたい」。紅白戦で試したカットボールと同様、球種を増やすことで狙い球を絞りにくくするという目的は明確だ。

 今春のキャンプで精力的に投げ込んで磨いてきたツーシーム。ブルペンの打席に入って目を慣らしていた柳田が「えぐい」と漏らしたこともある期待の“新兵器”でもある。2年連続の開幕マウンドに向けて状態を上げながら、さらなる進化を求め続ける。 (山田孝人)

=2019/02/27付 西日本スポーツ=

今日の西スポ紙面はこちら 西スポプラス

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]