ブルペンに現れたお化け千賀 長谷川200安打届かず【平成25年のホークス】

初出場の球宴で4連続を含む5三振を奪った千賀(平成25年7月20日)
初出場の球宴で4連続を含む5三振を奪った千賀(平成25年7月20日)
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シーズン最終戦で200安打に届かず、ベンチで険しい表情の長谷川(平成25年10月5日)
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シーズン62犠打のリーグ新記録を樹立した今宮(平成25年8月)
シーズン62犠打のリーグ新記録を樹立した今宮(平成25年8月)
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交流戦優勝セレモニーをボイコットして2軍落ち、ファームの室内練習場から引き揚げる松中(平成25年6月15日)
交流戦優勝セレモニーをボイコットして2軍落ち、ファームの室内練習場から引き揚げる松中(平成25年6月15日)
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 ソフトバンクが本拠地を福岡に移して30周年を迎えた。移転最初のシーズンは平成元年。弱小から常勝へと変貌した「平成のホークス」の歩みを振り返る。

 ◆2013(平成25)年=4位/73勝69敗2分け 勝率・514

 先発投手のコマ不足に泣いた。規定投球回に到達したのは15勝の摂津正だけ。FAで古巣復帰した寺原隼人、西武から移籍2年目の帆足和幸らも奮闘したが、チーム全体を押し上げるには至らなかった。

 3球団競合のルーキー東浜巨は4月に先発としてデビューも2試合で勝てず2軍落ち。先発陣が防御率4点台に沈んだ一方で、リリーフ陣は防御率リーグトップの2点台と安定していた。寺原の人的補償で馬原孝浩がオリックスへ移籍して抜けたブルペンで、光ったのはメジャーから4年ぶりに日本復帰した五十嵐亮太と育成出身の千賀滉大だった。

 五十嵐は51試合に登板、中盤からは抑えもこなし20試合連続無失点もマークした。12年に先発でデビューしながら結果を出せなかった千賀は救援としてブレーク。剛球とのちに「お化け」と称されることになるフォークを武器に快投を連発し、34回1/3連続無失点で03年に西武・豊田清が記録した救援投手のリーグ記録に並んだ。

 シーズン24勝0敗と楽天のエース田中将大が球界の話題をさらったこの年、ソフトバンクで注目されたのは長谷川勇也の200安打への挑戦だった。9月26日にV逸した後も安打を重ね、2試合を残して198本。しかしチームがCS進出への瀬戸際だったその2試合で快音は生まれず、球団初の大台には届かなかった。今宮健太がリーグ新記録の62犠打、柳田悠岐は終盤に4番も任され初の2桁本塁打を放った。

 ソフトバンクは交流戦で最多を更新する4度目の頂点に立ったものの、松中信彦が優勝セレモニーをボイコットして2軍に降格。チームは乗りきれないままリーグ優勝を逃した。シーズン最終戦で東浜が日本ハムを相手にプロ初の完封勝利を挙げたが、同じ日に3位の西武も勝ったため秋山幸二監督は就任5年目で初のBクラスとなる4位でシーズンを終えた。

=2019/03/01 西日本スポーツ=

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