ソフトB大竹また0封 開幕ローテ奪Sh!に前進 倉野コーチも高評価

1回1死、ロッテ・藤原(右)を一塁ゴロに打ち取った大竹
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3回無失点の大竹
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ソフトバンクの主な開幕ローテ候補
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 ◆練習試合「球春みやざきベースボールゲームズ」ソフトバンク0―2ロッテ(28日・宮崎アイビー)

 開幕ローテ入りへまた前進! 2年目の大竹耕太郎投手(23)がロッテとの練習試合に先発し、3回2安打3奪三振無失点と好投した。今キャンプの実戦は紅白戦2試合、対外試合を通じ計7イニングに登板して失点はゼロ。昨季途中に育成から支配下入りし3勝を挙げた左腕が初の開幕1軍、ローテ入りへ際立つ安定感でアピールを続けている。

■最速142キロ

 主力が並んだカモメ打線を手玉に取った。初回、2回ともに2死から安打を許したが、次打者をいずれも直球で内野ゴロに仕留める強気の投球。3回は岡、そして売り出し中のルーキー藤原を連続三振に切って取った大竹が、スコアボードにゼロを三つ並べた。

 直球の球速は140キロ前後でMAX142キロ。今春キャンプで150キロ超をたたきだした投手も多かった中でスピードのインパクトはないが、切れ味で勝負した。「技巧派は真っすぐが大事。直球は(前回登板した)紅白戦の時の135キロと質が違った。ファウルもとれたし、真っすぐがいいと変化球も生きる」と納得顔でうなずいた。

 育成からはい上がり3勝を挙げた昨年からのさらなる進化を求め、オフの自主トレではフォーム改造に取り組んだ。テーマはより打者の近くでボールを放すこと。左膝を折らず、そのままホームベース方向へ体を倒すことで、できるだけ打者寄りでリリースするイメージだ。左脚に固定器具を巻いてキャッチボールするなど、試行錯誤した成果が表れはじめている。

 キャンプ序盤は納得のいくボールが投げられなかった。「体を倒そうと意識するあまり、頭が下がってしまい、フォームのバランスが崩れた」。そこからブルペン投球やシャドーピッチングで修正。2月16、20日の紅白戦はともに2回を無失点に抑えており、今春初の対外試合となったこの日を含め計7回で点を与えていない。「走者は出しているけど点を取られていないのはいいこと。やっと(フォームに)躍動感が出てきたし、体重も乗り切れている」と手応えを口にする。

 27日の西武との練習試合では武田が3回途中5失点、中田が2回3失点と不安を残した。結果的に雨で流れたが24日のオープン戦は東浜が左脇腹の張りで登板を取りやめ、バンデンハークは調整が遅れている。先発陣が万全とはいえない状況下で、倉野投手コーチは「大竹本来のよさが出始めた。腕が振れているから真っすぐの切れもいいし、低めに集まっている」と高評価した。いまだ点を与えていない“ドクター0”がこのままの勢いで開幕切符をつかみ取る。 (長浜幸治)

=2019/03/01付 西日本スポーツ=

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