ハマスタ壊したギータ弾 秋山→工藤で日本一リレー【平成27年のホークス】

DeNAとの交流戦で「ビジョン破壊弾」を放った柳田。投手は三浦(平成27年6月3日)
DeNAとの交流戦で「ビジョン破壊弾」を放った柳田。投手は三浦(平成27年6月3日)
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柳田の本塁打が直撃した横浜スタジアムの大型ビジョン。石川の表示の横の黒い部分が打球が当たった場所(平成27年6月3日)
柳田の本塁打が直撃した横浜スタジアムの大型ビジョン。石川の表示の横の黒い部分が打球が当たった場所(平成27年6月3日)
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甲子園で阪神とのオープン戦に登板、3回を無失点に抑えた松坂(平成27年3月4日)
甲子園で阪神とのオープン戦に登板、3回を無失点に抑えた松坂(平成27年3月4日)
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主将に指名されたシーズンで日本一を達成、工藤監督(右)とともに祝勝会で笑顔の内川(平成27年10月30日)
主将に指名されたシーズンで日本一を達成、工藤監督(右)とともに祝勝会で笑顔の内川(平成27年10月30日)
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 ソフトバンクが本拠地を福岡に移して30周年を迎えた。移転最初のシーズンは平成元年。弱小から常勝へと変貌した「平成のホークス」の歩みを振り返る。

 ◆2015(平成27)年=1位/90勝49敗4分け 勝率・647

 本拠地ヤフオクドームに「ホームランテラス」が新設され、1993年の開業から日本一広いといわれてきた球場が東京ドームと同規模になった。投手陣が苦戦を余儀なくされた一方、もともと強力な打線を誇るソフトバンクにとっては快進撃の味方となった。

 開幕前の注目は9年ぶりに日本球界に復帰した松坂大輔。阪神とのオープン戦でまずまずの結果を残したが、開幕直前にインフルエンザを発症して戦線離脱した。さらに右肩の不調で8月に手術。結局、公式戦では1試合も投げることなくシーズンを終えた。

 就任1年目の工藤監督が内川聖一を新主将に任命したチームは、序盤はなかなか波に乗れなかった。4月上旬に28年ぶりの3戦連続無得点。それでも大型連敗はせず、チームスローガン「熱男」をホームランを放った際に絶叫した松田宣浩や李大浩らがアーチを量産して戦い方を固めていった。

 徐々に勢いづいてきた6月3日、柳田悠岐が横浜スタジアムのセンターにある大型ビジョンを破壊する衝撃弾を披露。敵地のファンが仰天した一発は今なお語り継がれる一発となり、さらに乗ったチームは両リーグ50勝一番乗りで前半戦を終えた。

 後半戦も止まらず、8月5日に福岡移転後最速のマジックが38で点灯。失速することなく、当時リーグ最速の9月17日に優勝を決めた。最終成績は福岡移転後最多の90勝。CSも無傷で突破し、新人監督同士の対決となった日本シリーズでは真中満監督率いるヤクルトを4勝1敗と圧倒した。球団初の日本シリーズ連覇、さらに異なる監督ではプロ野球初となる2年連続日本一だった。

 柳田は目標に掲げていた3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを達成。ヤクルトの山田哲人と同じ年に史上9、10人目での快挙となった。トリプルスリーは流行語大賞にも選ばれ、プロ野球が大きな注目を浴びた。

=2019/03/05 西日本スポーツ=

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