ソフトBサファテはやる心をセーブ 実戦絞り調整!あす西武戦見送り

キャッチボールするサファテ
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久々の再会に、声を上げながら森(左)を抱きかかえるサファテ
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ブルペンで投げ込むサファテ=12日、宮崎市・生目の杜運動公園
ブルペンで投げ込むサファテ=12日、宮崎市・生目の杜運動公園
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B組の打撃投手として登板したサファテ=23日、宮崎市・生目の杜運動公園
B組の打撃投手として登板したサファテ=23日、宮崎市・生目の杜運動公園
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■13、14日の巨人戦へ

 右股関節手術からの復活を誓う福岡ソフトバンクのデニス・サファテ投手(37)が4日、新たな開幕プランを明かした。状態の良さからくるオーバーペースを避けるため、あえて当初実戦復帰予定だった6日の西武とのオープン戦(ヤフオクドーム)は見送り、13、14日の本拠地での巨人戦に延期する方針だ。通算234セーブを誇る剛腕は、はやる心をセーブし、実戦よりも調整に重点を置いて「3・29」に向かう。

■来日時から3キロ増

 はやる心を抑えるようにサファテが当初、実戦復帰を予定していた6日に行われる西武とのオープン戦での登板延期を明かした。「今すごく調子がいいんだ。その分、試合で張り切りすぎて(患部を)悪化させるのは良くないからね」。好事魔多し、ではないが手術明けのシーズン。慎重に開幕「3・29」を見据えることになった。

 手術前より10キロ減だった体重も来日後に3キロ増えて、日に日に状態は上がっている。2月の宮崎春季キャンプ中はシート打撃の登板までこなし、順調な調整を重ねてきた。福岡に戻った後も、3月2日にブルペン入り。約20球を投じたが、その際のボールも納得がいくものだったという。「手術明けということで大事をとって、いきなり試合ということではなく、時間をかけて調整していこうと、倉野コーチや工藤監督と話し合ったんだ」と説明した。

■摂津氏引退式で刺激

 シーズン最多の54セーブを挙げた2017年のオープン戦登板は7試合。18年も同様だったが、プランの変更によって今季は3試合程度に絞る方針だ。ブルペンなどの調整を優先したものとなるが、「昨年やその前は(オープン戦で)投げすぎだった。自分としては3試合で十分」。筑後の2軍施設での打撃投手などを経て、あらためての復帰登板は13、14日にヤフオクドームで行われる巨人とのオープン戦となる見通しだ。

 通算234セーブ。実績も経験も豊富な上、現状に手応えがあるからこそ可能な「3戦調整」となるが、倉野投手コーチも全幅の信頼を置く。「自分の力を出せれば相手に関係なく抑えられる次元の高い投手。必ずしも一昨年のように連投ができなくても当然開幕メンバーと考えている。他の(外国人)投手よりアドバンテージがあるのは当たり前」と話した。

 4日は本拠地にてキャッチボールなどで調整。自身より年齢が一つ下の摂津正氏の引退セレモニーを見て思うところもあったという。「現役の終盤はベストではなくても相手に立ち向かう姿が参考になった。自分も、あと何年後かにはそうなるんだろうなと感じた。野球人生は永遠には続かないから。それまでしっかりと」。右股関節手術からの復活を誓う今季。後悔のない自身が納得する万全調整で挑む。 (山田孝人)

 ◆サファテの来日後の調整経過(2月)

 ▼10日 昨年4月に右股関節を手術後、宮崎春季キャンプで約10カ月ぶりにチームに合流した。生目の杜に駆けつけた今キャンプ最多3万1100人のファンが守護神の一挙一動に沸いた。

 ▼12日 来日後初めてブルペン入り。真っすぐにカーブ、スプリットを交えながら、座った状態の捕手を相手に75球。

 ▼14日 来日後2度目のブルペンで約50球の投球練習後、「3月6日に投げるよ」と西武とのオープン戦(ヤフオクドーム)に登板するプランを口にした。

 ▼21日 座った捕手に54球を投げた20日に続き、21日は捕手が立った状態で20球。キャンプで初めてブルペンで“連投”し「どんどん(状態は)良くなってきている」と手応えを口にした。

 ▼23日 キャンプで初めて打撃投手を務めた。B組の野手4人に32球を投げ安打性の当たりは3本。最速は144キロ。打者に対して投げたのは昨年4月15日のロッテ戦(鹿児島)以来、314日ぶりだった。

 ▼26日 キャンプで初めてB組のシート打撃に登板。長谷川勇ら打者9人に対し、2安打2四球2奪三振。34球を投げ最速は146キロをマークした。

=2019/03/05付 西日本スポーツ=

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