調子が上がらない上林 柳田との違い/柴原洋氏の目

西日本スポーツ評論家の柴原洋氏
西日本スポーツ評論家の柴原洋氏
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 巨人菅野に完璧に抑えられていたが、6回にボテボテの内野安打2本から無死二、三塁のチャンスをもらった。ここで1点も取れなかった打線は大いに反省が必要だ。シーズンに入り、ホークスが上位を走ると各チームともエース級をぶつけてくる。なかなか好機はつくれないだろう。一つのチャンスで1点をもぎ取って勝つ野球が求められる。

 6回は甲斐が三振、上林が二飛、今宮が三ゴロで無得点だった。甲斐はフルカウントから外に逃げるボール球にバットを止めきれず、ハーフスイングを取られた。上林には犠牲フライが欲しかった。

 その上林の調子が上がらない。試合前練習を間近で見ていたが、しっかりと振り切っていない。ボールにバットを合わせている感じだ。私のようなアベレージヒッターならそれでいいが、上林は長打が打てる打者。ミートしながらもしっかりと振り切ってほしい。柳田との違いはその部分だ。振り切れないから内角に食い込んでくるボールに詰まり、内野フライになるケースが多い。思いっきり振って右側に大きくファウルすれば、投手も内側を攻めにくくなり配球も変わってくるのではないか。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/03/15付 西日本スポーツ=

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